はじめての飼い主さん
ここでは、ねこちゃんを飼うのがはじめての飼い主さんに新しい家族を迎える上で知っておいてほしいこと、役立つ情報をご紹介します。これからの生活が楽しく快適になるよう、お手伝いさせていただきます!
ねこちゃんを迎えたら、まずはじめに動物病院へ!
外見ではわからない病気などもあるので、健康診断してもらいましょう。
また今後の予防接種の日程などについても獣医師さんと確認しておくとよいでしょう。
目が開き、耳が聞こえるようになります。 | &nbsnbsp; | |
乳歯が生え始める時期、離乳食を開始。 自力で排便が出来るようになるのでトイレの用意を。 |
子猫用ドライフードを 1日4~5回に分けて 与えてください。 |
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30日~60日くらいに動物病院へ行き、健康チェックとワクチン接種のスケジュールを獣医師さんと相談しましょう。ノミなどの駆虫も行いましょう。体重は400~500gになり、乳離れも間近。
※ワクチンの接種で、感染すると命にかかわる恐れがある病気から予防してくれます。 そろそろ社会化期。この時期に人や物などと接する機会をつくってあげましょう。社会化期について、詳しくはこちら。 |
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1回目のワクチンを受けてください。 | 子猫用のフードを1日3~4回与えましょう。 | |
子猫を譲ってもらうには、親離れするこの時期が◎。 2回目のワクチン追加接種も。(以降年1回) |
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永久歯が生え揃い、発情が始まる時期。 避妊、去勢手術を受けるなら事前に獣医さんに相談を。 ※身体の成長に伴い、やがて性の成熟が訪れます。そして同時に発情・生殖行動といった性行為も、当然みられるようになります。 |
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成猫と同じ大きさになります。 | 1日2~3回の成猫用フードに切り替えましょう。 |
知っておこう!「社会化」について
社会化とは、人間社会で出会う物事、人間、他の動物、獣医師さん、バイク、車、
子供などに慣れ親しみ学んで行くことです。
対応の仕方がわからないと、怖くて駆け出していってしまったり、
ストレスをためて破壊行動を起こすなど飼い主さんにとって困る行動をとることも・・・。
これからの性格形成に大きく関わりますので、子猫を迎えたときは
「社会化」を意識して生活してあげましょう。
意外と気づかない気をつけるポイント!ベスト3
ねこちゃんは葉っぱを食べて毛玉を吐こうとする習性があります。
ですがねこちゃんに危険な植物は、なんと700種類以上!
代表的なものでアサガオ、ポインセチア、ツツジ、シクラメン、
あじさいなど。特にゆり系のお花は危険度が高いです。
室内飼いのねこちゃんは安全な植物が探せないので
食べてしまう危険性があります。そんなことにならないよう、
猫草をおいてあげるなど対策を。
電気コードはじゃれて感電する
恐れがあるので、
コードカバーをするなどして
かじらないようにしてあげて
ください。
一番事故が多い危険な場所といえば、お風呂場。
浴槽に貯めてあった水に落ちて死亡してしまうケースもあります。フタをしていても何かの拍子に落ちてしまうかもしれません。水を毎回ぬくか、お風呂場には入れないようにしましょう。
しつけについて
「ねこちゃんにしつけ?」とお思いの方もいらっしゃるかもしれませんが、
猫のしつけは、犬のように飼い主がリーダーになって
行動をコントロールすることではありません。
猫ちゃんも飼い主さんも快適に暮らすためのルールをつくり、お互いにそれを守ることが大切です。
一緒に生活するうえで、やってはいけないことだけは、しっかりと身に付けさせましょう。
代表的なお悩み
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猫のトイレのしつけは犬のトイレのしつけと比べると比較的簡単だと言われています。猫の遺伝子には「砂の上で排泄をする」というのがくみこまれているようです。
なので定期的にトイレ容器の中に入れてあげたり、そわそわし始めたらトイレに連れて行ってあげるだけです。
猫のトイレのしつけのポイントは繰り返しトイレを教え込むよりも猫が安心して快適に排泄ができる場所をセッティングしてあげるのが良いでしょう。
猫にとって安心できるトイレ場所は、人通りが少ない・いつも清潔である・風通しが良いです。 -
子猫が強く噛んだ場合には、きちんと本気で「痛い!」と伝えましょう。これによって、人に対しての噛む力がどの程度であればよいのか、どの程度だと叱られる、相手に嫌がられるのかを覚えていきます。決して叩いてはいけません。優しく触れるようにし、叱る時は『本気の言葉』で叱りましょう。 また、ちゃんと遊んであげていますか?もしかすると、ストレスが溜まって猫ちゃんとしては「飼い主さんと遊んでいるだけ」なのかもしれません。手などをおもちゃと覚えてしまうと大変ですので、おもちゃを使ってしっかりと遊んであげましょう!
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爪とぎには明確な役割があり、本能で行っているので、完全に爪を磨がせないということは不可能です。
爪とぎをしてはいけない場所を教えるには、爪とぎグッズを用意してとぎ板の上に猫ちゃんを置き何度か爪とぎの格好をさせてあげます。
うまくできたらちゃんとほめてあげることで、きちんと認識してもらうことが大切です。
1つではなく複数用意してあげることで、いつでも爪とぎできるようにしてあげましょう。
どうしても爪とぎして欲しくない場所には、透明のフィルムを貼ることで対策もできます。
できるだけはやく、シャンプー&爪切りに慣らしましょう。
ねこちゃんは自分の身体を自分で舐めてきれいにすることができる動物ですが、
飼い主さんがお手入れしてあげることも必要となってきます。
シャンプーをすることでノミダニ対策になり、
爪切りをすることで、爪とぎ器以外の爪とぎ被害も少なくてすみます。
子猫のうちから手に触る、水に慣れるなどを徐々に行なっていきましょう。
犬猫の健康や病気、しつけなどに関する悩み、疑問について、
専門の獣医師やドッグトレーナーによるアドバイスを紹介しています。
うちの子が吐いた!どうしたらいいの?
私自身、飼い始めて間もない頃、愛猫がいきなり体を揺らし吐いた時、本当に怖かったことを思い出します。ねこちゃんはなにかとよく吐く生き物。良い場合と悪い場合をしっかり見極めてみましょう。
・ガツガツ食べて吐く
・草を食べて吐く
・毛玉を吐く
・繰り返し吐く
・嘔吐物に血が混じっている
・嘔吐物が便のニオイがする
※判断が難しい場合や危険なサインが見られた時には、すぐに動物病院へ行きましょう。
ペピイから…
ねこちゃんを迎える方の多くは、野良猫を拾ったなど急な場合が多いと聞きます。
準備の期間が短い場合もありますが、「こんなはずじゃなかった」とならない様に飼う前にしっかりと心構えと準備をしましょう。
そして、できるだけねこちゃんのことを知り、ねこちゃんたちと楽しい生活を送ってくださいね!
それでは、これからもずっと元気に幸せな暮らしが送れるように、ペピイは応援しています!