猫の歯磨きは難しい。まずは無理なくできるケアから始めよう
猫は人よりも歯周病になりやすい。
適切なケアできていますか?
現在、3歳以上の猫の
8割が歯周病 と言われています。
歯周病の細菌は口内トラブルだけでなく、増殖した細菌の影響で骨が溶けたり、血流にのって全身に運ばれ、心臓や腎臓に悪影響を及ぼす恐れも。
デンタルケアをしてないと、歯周病になるリスク大!!
猫は人よりも歯周病になりやすい。
猫は歯石ができやすくデンタル・オーラルケアをしていないと歯周病がどんどん進行してしまいます。歯周病が進行していくと、かなりの痛みを伴うため、食事をとるのも困難な状態に。
愛猫の健康のためにもデンタル・オーラルケアを。
愛猫の口の中を見るなんてできない!と考えている飼い主さんが多いのか、歯周病が悪化してから動物病院で治療することになるケースが多いです。愛猫にストレスを与えないよう、無理のない範囲で、デンタルケアを行いましょう。
デンタルケアの必要性は分かるけど、
うちの子は抱っこも苦手だし、
歯ブラシを見ただけで逃げていくし・・
無理のないケアってどうしたらいいの?
猫ちゃんに嫌われずにできる簡単アイテムで
楽しいデンタル・オーラルケアを始めよう
歯磨きだけがデンタルケアではありません!
お口を触るのが難しい子は、オーラルケアおやつなど
お口を触らなくてもできるケアから始めましょう。
おやつタイプ
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手軽さ
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コスパ
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レビュー評価
(2023.10月時点)
おやつを食べるだけで口腔ケアができる!
L 8 0 2 0乳酸菌配合のぺろぺろおやつ。
広島大学の二川教授が、健康な子どもの口の中から発見したヒト由来の乳酸菌です。虫歯菌や歯周病菌を抑制する効果があると言われています。
By ラスカルちゃん
なかなか歯みがきができず、他のデンタルケアスナックも噛まずに飲み込んでしまい効果がないなぁ……と思っていました。こちらは舐めるだけで良いので飼い主も助かります!
飲むタイプ
ジェルタイプ
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手軽さ
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コスパ
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レビュー評価
(2023.10月時点)
お口に入れるだけで、
口腔環境を清潔に保ちます!
ナノサイズの大豆油脂肪酸が、歯と汚れの隙間に入り込み、汚れを浮かせ、歯の表面を保護することで、口内を健やかに保ちます。
By カズマちゃん
高齢になり口内トラブルでご飯を食べられなくなりました。ワラにもすがるおもいで使ってみたらすぐに効果があらわれ、またご飯を食べてくれるようになり嬉しかったです。
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手軽さ
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コスパ
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レビュー評価
(2023.10月時点)
なめるだけで口内の善玉菌を増やし、
根本から口内環境を整える。
16種類の乳酸菌から成る独自の有効成分が、口内にもともとある善玉菌を増やし、気になるお口のニオイや歯周病の原因になる悪玉菌が住みにくい環境を作ります。猫ちゃんが嫌がりにくいよう、甘草を配合し、美味しい味にしています。
By シャーちゃん
前足に塗ってあげると何の抵抗ももなくペロペロと舐めてくれました。数回使っているうちに口臭も気にならなくなってきました。 以来、ずっと使っています。
お手軽ケアをしていたら
歯磨きしなくてもいいの?Q&A
おやつや飲み水でケアできるのはありがたいけど、本当にそれだけで大丈夫なのかな?
手軽なデンタルケアだけで十分!ということはありません。やはり1番効果的なのは歯ブラシなどで歯を磨くことです。
やっぱり歯磨きが1番なんですね。。
うちの子は怖がりだから絶対できない、、
もしかして、いきなり歯を磨こうとしていませんか?少しずつ慣らしていくことで、歯を磨けるようになる可能性もあります。
あきらめずに頑張ってみませんか?
歯磨きができるようになる!3つのSTEP
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顔まわりや体を
ブラッシング -
口の周りを触る
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歯ブラシで磨く
徐々に慣らしていくことが大切なんですね!
早速今日から練習してみます!
最初から歯ブラシできなくて当たり前。
猫ちゃんが嫌がる様子があれば、すぐに中断しましょう。ストレスになるようなケアは、かえって猫ちゃんの体に悪影響です!
にゃんこのおくちについてのQ&A
他にも飼い主さんから
よくあるご質問について回答します。
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猫にデンタルケアは本当に必要ですか?
やらないとどうなるか知りたいです。はい。必要です。 デンタルケアをしていないと、歯周病になるリスクが高まります。歯周病になると増殖した細菌の影響で骨が溶けたり、血流にのって全身に運ばれ、心臓や腎臓に悪影響を及ぼす恐れも。
だからといって、デンタルケアを無理強いすると、猫にとって大きなストレスとなってしまいます。
まずは猫ちゃんも、飼い主さんも楽しみながらできるアイテムを使って、ケアを始めてみましょう。
お口を触らずにできるケアアイテムはこちら -
口の中を触らしてくれません。
どうしたらいいですか?いきなり触ろうとすると、激しく抵抗してしまうこともあります。それがトラウマになり、今後お口を触らしてくれなくなる可能性も。猫がリラックスしている時を見計らって、少しずつ慣らしていきましょう。 まずはお口を触らずにできるケアアイテムを使って、口内環境を気にかけてあげることをおすすめします。 お口を触らずにできるケアアイテムはこちら
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今まで何もしてこなかったのですが、
今からでも間に合うのでしょうか?デンタルケアは人間と同じく、 猫にとっても何歳になっても大切なことです。
年齢を重ねることで、多少難しく感じることもあるかと思いますが、少しずつ慣れさせていきましょう。 お家ですべてカバーしようと気負い過ぎずに、動物病院でケアをお願いするのも一つの手です。 -
歯ブラシを使わないケアだけでも大丈夫ですか?
歯や歯茎、歯と歯の間にたまった汚れを取るために最も効果的なのは歯ブラシによるケアですが、 飲み水に混ぜる液体のもの、デンタルジェル、歯磨きおやつなど様々な製品があり 歯周病の原因菌を減らしたり、歯に付いた汚れを取ることが期待できるものもあるので、 複数の種類を組み合わせて使用することでより効果を発揮します。
手軽にできる ケアアイテムはこちら
歯ブラシを使ったケアが最も効果的ですので、無理のない範囲で歯ブラシにもぜひ挑戦してみてください。
歯ブラシの慣らせ方を詳しく見る -
無理をしてでも歯ブラシを使って歯を磨いたほうがいいですか?
最も効果的なデンタルケアは歯ブラシによるケアですが、無理強いはおすすめしません。 「歯ブラシをもっているときは嫌なことをされる」などと認識すると、二度とやらせてくれない可能性があります。 まずは歯ブラシで顔まわりや体をブラッシングさせて歯ブラシに慣れてもらったり、 スキンシップの延長で口周りを触れるようになってから歯ブラシにも挑戦してみてください。 歯ブラシの慣らせ方を詳しく見る
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歯磨きは毎日しないとダメですか?
猫の歯垢は約7日間で歯石に変わり、歯石になると簡単には落とせなくなります。 なので1週間に1回以上は歯磨きをすることをおすすめします。 まだ歯ブラシに慣れていない猫ちゃんは、1日に1本磨くなど、歯ブラシの時間を短くして、なるべくストレスや負担がかからないようにしてあげましょう。