犬と一緒にキャンプ場に行く時の注意点やおすすめの持ち物は?
犬と一緒にキャンプ場に行く時の注意点やおすすめの持ち物は?
自然で開放的な環境に包まれるキャンプ場は、大切な愛犬にも非日常を感じてもらえる人気のお出かけ場所。自然の中を走り回ったり、飼い主さんと一緒に過ごす時間は、愛犬にとっても飼い主さんにとってもストレスを発散する素敵なものとなるでしょう。
本記事では、キャンプ場で楽しい時間を過ごすための注意点や、あると便利な持ち物についてご紹介します。
目次
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1.キャンプ場選びのポイント
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ペットOK(犬同伴が許可されている)のキャンプ場を選ぶ
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ドッグランが併設されているかどうか
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ペット用の設備が充実しているか
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車の乗り入れ可能(オートキャンプ場)かどうか
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2.キャンプを快適にする、あると便利な持ち物
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安全な居場所になるキャリーバッグ・クレート
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快適な居場所となるベッド
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一時係留するドッグポール
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折りたためるフードボウルや水入れ
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トイレ用品
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ワクチン接種証明書・迷子札
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虫除けスプレー
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3.屋内で暮らすペットにとってキャンプ場は不慣れな環境
キャンプ場選びのポイント
キャンプ場にも、さまざまな種類や場所があります。 近年では、犬に優しい施設や設備が充実しているキャンプ場が増えています。まずはキャンプ場を選ぶ際のポイントをご紹介。愛犬の性格や飼い主さんの好み、どのような楽しみ方をしたいのかを考え、ポイントをチェックしていきましょう。
ペットOK(犬同伴が許可されている)のキャンプ場を選ぶ
屋外だからといって、どの場所でも犬を連れていけるわけではありません。ホームページなどで必ずペットOKかチェックをしておきましょう。キャンプ場によっては、犬の大きさ制限があります。大型犬の場合は事前にキャンプ場に確認しておくとトラブル回避にも繋がります。
ペピイの 「目的の施設を探してみよう!」から、ペットOKのキャンプ場を見つけられます。
また、初めての場所で愛犬と同伴キャンプをする場合、実際に犬連れで利用した人のインスタグラムやYouTubeを参考にするのもいいでしょう。広さや内容についてよりリアルで身近な情報が手に入ります。 インスタグラムでは、主に画像の投稿が多いため、より雰囲気を感じることで愛犬とのキャンプを想像しやすくなるでしょう。
ドッグランが併設されているかどうか
運動や他の犬と遊ぶのが大好きな子には、ドッグランがあると楽しみも増えます。都心のドッグランと違って自然の地形を活かすことで運動量のアップが期待できます。また、草木の香りや土の感触を嗅覚と触覚で感じることで、日頃と違う刺激を得られストレス発散につながります。
キャンプ場には、愛犬と一緒に過ごせる区画と立ち入りを制限している区画とで分かれている場合があります。また敷地内はすべて整備済みとも限りません。愛犬がケガをしないように、キャンプ場の犬が立ち入りOKな箇所を調べておきましょう。
ペット用の設備が充実しているか
夏場であれば犬専用プール、飼い主さんと一緒に楽しめるカヌーや温泉に、犬専用のシャワー施設など設備が整ったキャンプ場もあります。 水遊びが好きな子であれば、広々と泳げるスペースがあると、より楽しむことができるでしょう。また、ノーリードで過ごせるようにサイトを壁で区切ったキャンプ場もあります。
ペット設備が充実していると、キャンプ先での楽しみの幅も広がります。事前に設備内容をチェックしておくことも重要なポイント。自然の中で飼い主さんと一緒に遊ぶことができるアウトドアは、活動的な子にはもちろんおすすめですが、普段はおとなしい子も思いがけない一面を発見できるかもしれません。
車の乗り入れ可能(オートキャンプ場)かどうか
キャンプ場には大きく分けて2つのタイプがあり、実際にテントを張る場所まで車の乗り入れが出来るオートキャンプ場と、駐車場に停めて必要な荷物をテントの場所まで持っていくキャンプ場があります。
オートキャンプ場であれば荷物の積み下ろしが楽な上に歩き回らずに済むため、愛犬も知らない環境に不安になることが少なく、飼い主さんが見ていられない時も車で待機させることができるので安心です。また興奮して吠えてしまったり周囲に対して迷惑になるような状況になった場合も、乗り慣れた車で落ち着かせたり冷房を掛けて暑さ対策にも利用できるので予約前に必ずチェックしましょう。
キャンプを快適にする、あると便利な持ち物
愛犬が快適に過ごすことができるように、キャンプ場に行く際に必要な持ち物をしっかり準備しておきましょう。普段のお散歩時に持ち歩くアイテムや、自宅でくつろぐ時に必要なアイテムを基本に、キャンプ用のペット用品も揃えてあげることをおすすめします。また、それぞれの愛犬に合わせて必要なアイテムは変わってきますので、愛犬のことをよく考えて準備をしてあげてください。
安全な居場所になるキャリーバッグ・クレート
飼い主さんがテントの設営などで目を離したり、食材や火を扱う際、愛犬が落ち着ける場所を用意する必要があります。そうすることで、誤飲・誤食やケガ、火傷の危険から守ることができます。居場所として、普段使い慣れたキャリーバッグやクレートを持参するとよいでしょう。木陰やタープの下に設置してあげると熱中症対策にもなり、飼い主さんの姿も確認できるので安心です。
快適な居場所となるベッド
日差しが穏やかになり落ち着いて過ごせるころを見計らって、外でもくつろげる場所を用意してあげましょう。持ち運びがしやすく、汚れに強いペット専用の折り畳みベッドや、日ごろ使い慣れたベッドを持っていくのがおすすめ。夜はテントの中に設置すると安心で快適な寝場所になります。新しく購入した場合は、キャンプに行く前にお家で使い匂いをつけたり、いつも自宅で使っているタオルや毛布を持っていくのもおすすめです。
一時係留するドッグポール
テント設営や調理の際など、一時係留をする場所が無くて困ることもよくあります。係留は、テーブルや椅子の足に繋げる方法もよくやりがちですが、小型犬でも思っている以上に力が強く比較的軽く作られているテーブルなどを引き倒す恐れもあり危険です。木にくくる方法もありますが、折れてしまう可能性があり、木を傷つけてしまうので環境にもよくありません。地面に埋め込んでリードを固定するタイプのドッグポールの使用が安全でおすすめです。
折りたためるフードボウルや水入れ
自宅では陶器やプラスチック製の食器を使用していても、キャンプにはできるだけ軽くて丈夫な食器を持っていくと便利です。折り畳みができるシリコン製やアルミの食器は軽く、洗うのも楽で破損の心配もありません。キャンプ用に用意しておくと良いでしょう。たまに、いつもと違う食器だとごはんを食べない子もいますので、事前に自宅で慣れさせておきましょう。
トイレ用品
いつも使用しているトイレシートを持っていき排泄をさせましょう。トイレシートは、水分を吸収させて処理ができますので、車酔いなどの際にも役立ちます。多めに準備しておくと万が一の時も落ち着いて対処できます。屋外だからといって好きなところで排泄をするのはマナー違反です。排泄物は、キャンプ中は車で保管して自宅へ持ち帰りましょう。適切な処理を心掛けて後に利用する人や周囲の環境に配慮することを忘れずに。
ワクチン接種証明書・迷子札
ペット同伴可能なキャンプ場では、たくさんの犬や人が利用する環境のため「ワクチン接種証明書」が必要な場合があります。事前に証明書を提示する必要があるかを確認しておくと安心です。証明書は色々な場面で必要となる場合もあるので、お出かけの際には持ち歩くクセをつけておくといいでしょう。 また、いつもと違う環境に驚いて逃げてしまう場合もあります。迷子にならないように首輪に携帯番号と名前を書いた迷子札を忘れずに装着しましょう。「うちの子は大人しいから大丈夫」といった思い込みは危険です。なにがあっても愛犬守れるように、準備を万全にしておきましょう。
虫除けスプレー
自然環境では当たり前のように虫も多く、愛犬に寄生すると厄介なノミやダニもいます。日頃から動物病院で相談の上、動物医薬品の投与による予防をしっかり行っておきましょう。その上で、虫よけスプレーや蚊取り線香などを持参し少しでも感染のリスクを軽減してあげるとよいですね。 15℃以上になるとノミやダニの感染リスクが高まると言われています。秋や冬だからといって油断は禁物です。
屋内で暮らすペットにとってキャンプ場は不慣れな環境
慣れていない自然の環境は、愛犬のストレスに繋がる可能性もあります。ですが、飼い主さんが愛犬に合った準備をしっかりしてあげることで安心して過ごしてくれるでしょう。普段から愛用しているタオルや毛布、おもちゃなどがあれば、忘れずに持っていっていくようにしてください。また、キャンプ場で使用する専用のアイテムは、自宅でも使用して慣れておくと、愛犬にとって初めての事柄が少なくて済みます。
この記事を参考に事前にしっかりと準備を行い、愛犬と楽しい思い出を沢山作ってください。