役に立ったらシェア!

盲導犬ユーザーへのお手伝いの方法

声かけのはじめの1歩!

「お手伝いしましょうか?」

皆さんにお願いです。盲導犬ユーザーを見かけた時は、「お手伝いが必要かな?」という気持ちを持って、見守ってください。そしてあれ?」と思ったら、ぜひ「お手伝いしましょうか?」の声かけをお願いします。声をかける相手は、盲導犬ではなく盲導犬ユーザー。その一言から、安心と安全につながるコミュニケーションを始めましょう。

盲導犬ユーザーを見かけた時は「お手伝いが必要かな?」という気持ちで見守ってください。 声かけのはじめの一歩




おぼえておこう!声かけのポイント

雑踏の中や、少し距離が離れていたりすると、盲導犬ユーザーは自分に声をかけられていることに気づかない場合もあります。盲導犬ユーザーにお手伝いの声かけを気づいてもらうために、3つのポイントを参考にして、声かけをお願いします。

①盲導犬ユーザーの前に立って、声をかけましょう。
※真後ろ等、盲導犬ユーザーが体の向きを変える方向から声をかけると、進行方向が分からなくなってしまいます。
②声をかけた後、軽く肩等を叩くと、気づきやすいです。
③腕を引っ張ったり、ハーネスをつかんだりは、絶対にしないでください。

※驚いたり、バランスを崩したりしてしまうことがあるため、大変危険です。

おぼえておこう!声かけのポイント おぼえておこう!声かけのポイント





お手伝いの内容を聞きましょう!

その時の状況によって、お手伝いして欲しい内容は、皆さんそれぞれ違います。例えば駅のホームひとつとっても、改札までの誘導なのか、階段の場所を知りたいのか、電車が来たら教えて欲しいのか。もしかしたら、お手洗いの場所を探しているのかもしれません。声かけをして頂いたら、盲導犬ユーザーが何をお願いしたいのかをまず最初に聞いてみましょう

お手伝いの内容を聞きましょう! お手伝いして欲しい内容は、皆さんそれぞれ違います




誘導方法も本人に聞いてOK


手引きが必要な時は、肘を持ってもらうか、肩に触れてもらうか等、誘導方法を直接盲導犬ユーザーに聞いても失礼ではありません。
又「もう少しゆっくり(速く)歩きましょうか?」等と確認することが、安全な誘導に繋がります。

誘導方法も本人に聞いてOK




お手伝いが終わった時

目的地までの誘導等、お手伝いが終わったあとは、黙ってその場を去るのではなく「ではここで失礼します」の一言をお願いします。盲導犬ユーザーは、皆さんの温かい気持ちに対して、お別れをする前にきちんと感謝の気持ちを伝えたいと思っています。

お手伝いが終わった時

(監修:公益財団法人日本盲導犬協会)






どんな時に声をかけてくれて
嬉しかったですか?

道に迷っていた時

どんな時に声をかけてくれて嬉しかったですか

私たち盲導犬ユーザーは、頭の中に描く地図を頼りに目的地へ向かうんです。盲導犬が道案内してくれるわけでは、ないんですよ。でも曲がる角を間違えたり、工事等で普段とは状況が変わっていると、道に迷ってしまいます。私たちは、周囲に人がいるのかどうかわかりづらいので、皆さんから声をかけていただけると、本当にホッとするんです。

信号待ちをしていた時

犬に多い3つのお口トラブル

盲導犬は、信号の判断ができないんですよ。盲導犬ユーザー自身で、車が止まる音を耳で確認しながら、歩き出す指示を盲導犬に出しているんです。でも本当に青信号なのか、また信号が点滅しているのかの確信ができないので、お手伝いの声をかけていただけると「今、青信号ですか?」って聞くことができますね。


お店に入った時

犬に多い3つのお口トラブル

スーパーや百貨店に行くと、お店のスタッフの方が私たちのお買い物の介助をしてくれます。でも、広い店内で手が空いているスタッフの方を探すのは、私たち盲導犬ユーザーにとって難しいことです。そんな時に皆さんがお手伝いの声をかけていただけると、スタッフの方がいる場所までの案内をお願いできるので、とても助かります。

駅やバス停にいる時

犬に多い3つのお口トラブル

例えば、ホームや車内の混み具合とか、バス停で並ぶ時の方向とか、空いている座席があるのかとか。視覚に障がいがあると、こんな風に耳だけでは判断できない状況がたくさんあります。だからこそお手伝いの声をかけていただけると、周囲のちょっとした状況を聞くことができるので、安心して外出を楽しめますね。






よくある質問

もしお手伝いを断られたら?

普段から通いなれた道だったり、とても急いでいたり、時にはお手伝いの必要がない場合もあります。もしお手伝いを断られても、「大丈夫ならよかった。お気をつけて」と見守って、引き続き声かけの気持ちを持って頂けると、とても嬉しいです。

どこまでお手伝いすればよいの?

声かけはしたいけど、急いでいるから誘導はできないかも。土地勘の無い場所だから道案内に自信がない等、声かけをして頂く皆さまにも様々な事情があります。そんな時は無理をせず、盲導犬ユーザーに今自分ができるお手伝いの範囲を伝えていただければ、大丈夫です。

どこまでお手伝いすればよいの



お手伝いの声かけを広げる盲導犬応援プロジェクトは、
1口1000円で応援できます。

>お手伝いの声かけを広げる盲導犬応援プロジェクトは1口1000円で応援できます
盲導犬応援プロジェクト

\盲導犬応援プロジェクトへのお問い合わせ先/

犬に多い3つのお口トラブル
  • 〒224-0037 横浜市都筑区茅ケ崎南5-2-22-2F
  • 045-949-0323
  • 045-949-0327
  • www.goguidedogs.jp

新着記事

犬と暮らす犬と暮らす

猫と暮らす猫と暮らす