【専門家監修】猫の本能を刺激!遊びたくなる自動の猫用おもちゃおすすめ7選|タイプ別に詳しく紹介
猫の日々の暮らしの中で、おもちゃは欠かせない存在です。
おもちゃで遊ぶことは、単に楽しむだけではなく健康に生きるうえで必要な行為と言えるからです。
そんな大切な役目を持つ「猫のおもちゃ」の中でも、とても便利な自動で動くおもちゃについて詳しくご紹介します。
猫の日々の暮らしの中で、おもちゃは欠かせない存在です。
おもちゃで遊ぶことは、単に楽しむだけではなく健康に生きるうえで必要な行為と言えるからです。
そんな大切な役目を持つ「猫のおもちゃ」の中でも、とても便利な自動で動くおもちゃについて詳しくご紹介します。
猫がおもちゃで遊ぶことには、このようなメリットがあります。
メリット1
犬のように毎日散歩へ出たり、公園などで走り回ることのない猫は、運動不足になりがちです。キャットタワーなどで室内で体を動かすことはもちろん、おもちゃを使って体を動かすことは運動不足やストレス解消につながり、健康維持に役立ちます。
メリット2
肉食動物である猫は、獲物を追いかけたり捕まえながら生きていく本能を持っています。
それは室内飼いの猫も同様で、その本能が満たされないことによってストレスを抱えてしまうことがあります。そんな時、おもちゃを使って遊ぶことで、狩猟本能を満たし、充足感を得ることができます。
メリット3
親猫と一緒に暮らしていたり多頭飼育の場合は、お互いの存在によって社会性を養うことができますが、そうでない猫の場合は、飼い主さんと遊ぶことが社会勉強になります。
子猫のうちに“遊び”によって社会性を身につけることで、相手との距離感や接し方などを学ぶことができるでしょう。
猫のおもちゃの中でも自動で動くタイプのおもちゃは、飼い主さんが一緒に遊んであげられないときや、留守番中の運動に最適です。
一般的に猫は、色が鮮やかで、本物の獲物がたてるような音が出るおもちゃを好む傾向にあると言われています。しかしその好みは猫によってさまざま。
普段から愛猫がおもちゃやぬいぐるみなどで遊んでいる姿を観察しながら、お気に入りのタイプを探ってみるのも良いでしょう。
また、年齢によって体の動かし方や必要な運動量も変わってくるため、成長過程に沿って選ぶことも大切です。
例えば、子猫には自由にたくさん動き回ることのできるおもちゃを、成猫には、狩猟本能を満たすことのできる、よりリアルなものを、そしてシニア猫の場合は体調や運動量などを見ながら、場合によってはゆったりと遊べる、自動ではないおもちゃを選んであげると良いでしょう。
アクティブに動くレーザーポインターが、愛猫の好奇心を刺激します。
シートの下でカサカサ動くじゃらしに夢中!
予測不能な動きが愛猫の本能を刺激します。
猫用トンネルの中には、自動で回る猫じゃらしが。猫のハンター心をくすぐります。
障害物を避けながら、自動で動く楽しいおもちゃ。
リアルな魚の動きに興味津々!猫の狩猟本能を刺激します。
LEDで光る猫耳がかわいらしい、ランダムに動き回る電動おもちゃ。
コロコロ遊ぶと動物の鳴き声が聞こえる、キュートなボール。
飼い主さんと一緒に遊べないときに役立つ自動おもちゃだからこそ、猫に与える前には必ず安全性の確認をしましょう。
おもちゃを爪でひっかいたり、力強く噛んだりすることもあるでしょう。
そんなときに、すぐに壊れてしまったりボロボロになってしまうと、思わぬ誤食事故にもつながりかねません。
電池のみならず、細かいパーツや抜けやすい毛や糸がないかなどを十分に確認して、耐久性の高いものを使うようにしましょう。
どんなに楽しそうなおもちゃでも、はじめてのおもちゃには驚いてしまったり警戒する猫もいるでしょう。決して無理やり与えるのではなく、怖がることなく楽しく遊べるかを確認し、慣れるまでは声をかけながら一緒に遊んであげるなどの工夫を心がけましょう。
おもちゃの中には、長いひもや羽がついているものがあるため、猫の爪に引っ掛かってしまわないかを確認しましょう。また、前述のように誤食事故にも留意が必要です。
また、光の出るものはその角度や強さも事前にチェックを。強い光が直接目を照らすことのないよう、設置場所や設置角度を適切なものにしましょう。
猫にとっておもちゃで遊ぶことは、健康に生きていくうえで必要不可欠な行為です。
留守番時など飼い主さんが一緒に遊べないときには、自動で動くおもちゃがとても便利。
今ではさまざまな種類が並ぶ自動おもちゃですが、愛猫はどんな色や形が好きかな?こんな動きに興味はあるかな?など、ぜひ飼い主さんも楽しみながら選んでみてください。
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監修いただいたのは…
東京農業大学 農学部動物科学科 動物行動学研究室 教授
内山 秀彦先生
麻布大学 動物応用科学専攻修了(博士)
ヒトと動物の関係学会 常任理事
主な専門は「ヒトと動物の関係学」。
特にアニマルセラピーによる癒やしのメカニズムや猫と人との関係について研究している。