【トリマー監修】猫用ブラシのおすすめ商品10選!種類や選び方についても解説!
猫は毛づくろいがとても上手な動物ですが、定期的に飼い主さんによるブラッシングをしてあげると、さらに被毛をきれいに保つことができます。
さらには、毛づくろいの際に飲み込んでしまう被毛の量を減らしたり、マッサージ効果が期待できるというメリットも。
ここでは飼い主さんによるブラッシングのコツや、最適なブラシの選び方などをご紹介します。
猫は毛づくろいがとても上手な動物ですが、定期的に飼い主さんによるブラッシングをしてあげると、さらに被毛をきれいに保つことができます。
さらには、毛づくろいの際に飲み込んでしまう被毛の量を減らしたり、マッサージ効果が期待できるというメリットも。
ここでは飼い主さんによるブラッシングのコツや、最適なブラシの選び方などをご紹介します。
目次
猫用のブラシにはさまざまな種類があり、猫の毛の長さや目的によって使い分けます。
シリコンやゴムなどで作られたブラシです。
やわらかい素材のため、ブラッシングが苦手な猫や短毛種の猫におすすめ。
浮いた毛をやさしく絡め取り、そのソフトな感触のブラシはマッサージにも適しています。
豚やイノシシの毛を利用したブラシで、長毛種には毛先の長さが不揃いのハードタイプ、短毛種には、毛先の長さが揃ったソフトタイプがおすすめ。
適度な水分と油分が含まれているため、ホコリや抜け毛を取り除きながら、被毛をツヤツヤにしてくれます。
猫の被毛には、表面に生えているトップコートと、その内側にあるふわふわとしたアンダーコートの2種類がありますが、このアンダーコートブラシはトップコートはそのままに、アンダーコートのみを取り除くことのできるブラシです。
一度に取り除く被毛のボリュームも多いので、大量に毛の抜ける換毛期などにおすすめ。ただし、必要な被毛まで抜いてしまう危険性もあるため、アンダーコートブラシでの使い過ぎには注意が必要です。
毛玉をほぐしたり、ブラッシングの仕上げの際に毛並みを整えるのに適しています。
長毛種には粗目タイプ、短毛種には細目タイプが使いやすく、デリケートな皮膚を守るため、コームの先は丸みのあるものを選びましょう。
また、ノミ取りコームはさらに目が細かいので、ノミ対策以外にも顔やお腹・お尻周りなどのケアに使用することができます。
太い針金でできているブラシで、被毛のもつれや絡みをほぐすのに適しています。
長毛種・短毛種どちらにも使え、毛量の多い猫におすすめ。ピンの先は丸みのあるもの、かつ簡単に曲がることのないような、しっかりと強度のあるものを選びましょう。
長毛種の猫の毛玉をほぐしたり、抜け毛を取り除くのに適したブラシです。
一度に多くの被毛が取り除けるため、換毛期におすすめ。先の鋭い針金のようなピンでできたブラシで、皮膚へのダメージが心配なときは先が丸く加工されているものを選びましょう。また、皮膚を傷つけてしまう恐れがあるため、短毛種の猫にはおすすめできません。
~使用するブラシ~
・ピンブラシ ・スリッカーブラシ ・コーム ・獣毛ブラシ
まずピンブラシで、手首を使いながら毛先からブラッシングしていきます。
次にスリッカーブラシを使って、手で毛をかき分けながら根元をブラッシングします。
最後にコームを使いながら、毛もつれがないか確認をします。
仕上げに獣毛ブラシで静電気を抑え、被毛をツヤツヤにします。
~使用するブラシ~
・ラバーブラシ ・アンダーコートブラシ ・獣毛ブラシ
まずはラバーブラシを滑らすように動かしながら、ふわふわしている浮いた毛を取り除いていきます。
次にアンダーコートブラシを使いますが、その際、皮膚に対してブラシの先が垂直になるようにあてるのがポイント。力の入れ過ぎには注意し、やさしいブラッシングを心がけましょう。
再度、ラバーブラシで浮いてきた毛を取り除きます。
仕上げに獣毛ブラシで静電気を抑え、被毛をツヤツヤにします。
長毛種の猫は、被毛の中に汚れがたまりやすく毛玉もできやすいため、毎日ブラッシングしてあげることをおすすめします。
短毛種の猫であれば週2~3回が理想的ですが、換毛期には、よりこまめにケアしてあげると良いでしょう。
いろいろな種類のあるトリミングブラシですが、上手に使い分ければ飼い主さんでもきれいにブラッシングができそうですね。愛猫と飼い主さんとのコミュニケーションにもピッタリのブラッシング。
ぜひ楽しみながら、愛猫との生活に取り入れてください!
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監修いただいたのは…
Dog salon MUOSSI(ドッグサロンムオッシ)
オーナーグルーマー 関野 尚代さん
巫女(正社員)から一念発起してトリマー学校へ。
卒業後、結婚出産。その後トリマーとしてBEAUTY PLUS(株式会社ワンダフル、現イオンペット)に就職。
マネージャーを務めたのち、アドホック株式会社(現 株式会社西武ペットケア)に転職。マネージャーとしてトリマーをサポート。
同社を退職後、独立し個人サロン「ドッグサロンムオッシ」を立ち上げる。
「動物が大好きです。特に犬は人間に寄り添い合わせてくれるとっても協力的な動物ですよね。尊敬の念です。
そんな犬と関われる仕事としてプロトリマーを目指し夢の独立を果たし今に至ります。現在では犬の整体も取り入れて日々頑張ってくれているワンちゃんへ労を労えるよう頑張っています。」