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愛犬の食事管理をきちんとしていますか?ついついおやつを与えすぎて、太らせていないでしょうか? |
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さて、まず最初に、愛犬の毎日の食生活を振り返ってみましょう。あなたはフードをきちんと量って与えていますか? |
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●愛犬の一日の必要摂取カロリーってどのくらい? |
●おやつやトッピングは「別腹」ではありません。 ●愛犬の満足度を保つために、おやつの与え方に工夫を |
次に考えたいのが、食事回数。一般的には、位置日1~2回が多いのではないでしょうか。愛犬の健康状態に問題がなければ、それでもかまいませんが、肥満予防の観点からは、食事回数を3~4回に増やして、小分けにして与えるほうが効果的です。 |
●空腹時間が長いと吸収率がアップ |
「小型犬にはお散歩は必要ない」と思っている飼い主さんも多いのですが、小型犬であっても、心身の健康のために、毎日のお散歩は欠かせません。 運動による消費カロリー自体はごくわずかですから、直接的な肥満解消の効果は期待できません。しかし、適度な運動で筋肉をつけることで、基礎代謝がアップし、太りにくい体をつくってくれるのです。 ●基礎代謝の4割が筋肉で消費 基礎代謝とは、呼吸をする、心臓を動かす、体温を保つなど、生きていくのに最低限必要なカロリーのことで、じっとしていても消費されていきます。実は一日の消費カロリーの約7割は基礎代謝で占められ、基礎代謝の4割は筋肉で消費されています。筋肉をつけることが、肥満予防にとても有効なことがわかりますよね。 ●肥満犬に激しい運動は厳禁 ただし、すでに肥満してしまっている愛犬に、激しい運動をさせることは厳禁。心臓や関節に負担がかかり、健康を損なう原因になりかねません。その場合には、まず食事管理で体重を落とすことから始めましょう。 |
愛犬を肥満にさせないためには、飼い主さんが、愛犬の体重と体型に関心を払うこと。日頃から、左記のような観点でボディ・チェックする習慣をつけましょう。 また定期的に体重測定※を行い、太りすぎの兆しが見たれたら、食生活の見直しをしてください。いったん肥満になると元に戻すのは大変。早めの対策が大切です。 ※1歳(大型犬は1歳半)時の体重が適正体重といわれています。適正体重を15%以上オーバーすると危険信号です。適正体重がわからない場合は、獣医師に相談を。 |