健康・しつけ・くらし記事 獣医師さんのアドバイス

わんちゃん・ねこちゃんカメラ講座

イメージ写真っぽく撮ろう

プチ・テク10

カメラのズームレンズを望遠設定にすると、愛犬・愛猫はハッキリ、逆にバックがぼけてキレイに写ります。このとき手ブレに注意。

プチ・テク11

ストッキングの切れ端をレンズにかぶせて撮ると、ソフトフォーカスをかけたような効果が出ます。生地を伸ばしたり、重ねたりして濃度の調整をしましょう。

プチ・テク12

ホワイトバランス設定(光の色を調節して人間の見た状態に近づける機能)のあるデジカメの場合、ホワイトバランスを変えてみると面白い仕上がりに。屋外で撮影するときに白熱灯や蛍光灯用のモードに合わせると、通常(左)に比べ、全体が黄色っぽくなったり、青っぽく(右)なります。

黒または白の被毛のコを撮るとき

プチ・テク13

できるだけ被毛の色と背景が同じような濃さのところで撮りましょう。露出補正機能のあるカメラなら、黒い犬は+1、白い犬は-1にして、補正します。

動きのある写真を撮ろう

ハイ・テク14

愛犬・愛猫の動きに合わせてカメラを動かしながらシャッターをきる、流し撮りが効果的。バックが流れて躍動感が出ます。カメラを三脚に固定して左右に動かしながら撮ると安定します。

ハイ・テク15

シャッタースピードを早くして、動きの瞬間を狙いましょう。オートの場合は、明るい屋外で取るとシャッタースピードが早くなるので、普通に撮影すれば大丈夫。ただし、カメラの機種によっては完全に止めるのは難しい場合も。

POINT!

デジカメならではのポイント

  • シャッターのタイムラグが起こりやすいので、たくさん撮って慣れること。
  • デジカメのなかには液晶画面が自由に動くものもあります。無理な姿勢をとらなくても、ローアングルやハイアングルの撮影がしやすくて便利。

フィルムカメラならではのポイント

  • フィルムはメーカーによって色の表現が変わるので、いろいろ試して、自分のペットに合うものを探しましょう。
  • 手ブレ防止時や暗い場所では、400や800の高感度を使い、流し撮りや、バックをぼかす場合は100を使いましょう。

※カメラ、デジカメの機種によって、機能の有無や機能名が異なります。詳しくはお手持ちの取扱い説明書をご覧ください。

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