最近、獣医学の進歩もあり、動物の平均寿命は以前に比べ、かなり伸びてきました。当然寿命が延びるのに比例して、様々な病気にかかってしまう可能性も高くなります。 今回は目の病気を特集します。目の病気にはどんなものがあるのか、目の病気の早期発見はどうすればいいのか、それに対する予防法はあるのか、動物病院での処置法はどのようにしているのか、などを項目別に説明していきましょう。
この病気は特に老齢の動物に多く見られ、目のレンズが年齢とともに白く濁っていきます。
レンズ全体が白濁してしまうと、視力障害が起こります。
目の中には房水と硝子体という液体があり、一定の圧力で一定の固さを保っています。
ところが、この房水の流れに支障がきたしてくると、この水圧が異常に高くなり、目の奥の視神経に障害をきたし、最終的に失明に至る恐ろしい病気です。特に老齢犬に多発します。
目の虹彩という部分は、大きくなったり、小さくなったりします。この動きを調整しているところが、毛様体という組織で、ここから奥の眼球全体をおおっている膜を脈絡膜といいます。これらを合わせてブドウ膜といいます。
ここに炎症が波及すると、急激な痛みと一夜にして目が白く濁ります。
外傷による角膜炎は黒目の部分に傷がつき、目をしょぼしょぼさせたり、異常に涙が多くなったりします。そのうちに治るだろうと安易に考えて放って置くと、角膜潰瘍という恐ろしい失明に至る病気に進行します。
目の虹彩という部分は、大きくなったり、小さくなったりします。この動きを調整しているところが、毛様体という組織で、ここから奥の眼球全体をおおっている膜を脈絡膜といいます。これらを合わせてブドウ膜といいます。
ここに炎症が波及すると、急激な痛みと一夜にして目が白く濁ります。
目ヤニ、涙目、目のしょぼつき、などの自覚症状があれば、すぐに獣医師の診断を受けるように、日頃から心がけておいてください。
そして、半年に一度は目の健康診断、特に白内障の診断は6才位から始めたらよいでしょう。
目の症状はいろいろあります。一度愛犬をチェックしてみましょう。
心当たりのある人は一度獣医さんに相談してください。