ついこの間まで子犬だと思っていても、加齢とともに確実に老化は進んでいきます。
犬の体型なども少しずつ変わっていくので、飼い主として見逃がさないようにしたいものです。
骨格や筋肉、目や歯など、気になる変化があれば早めに動物病院に相談しましょう。
指導:中塚圭子
モデル犬:ラスク(MIX) |
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[ 1 ] 背骨
体を支える背骨は衰えが出やすいところ。首が垂れ、肩が下がってきたようならシルバーサイン。数年前の写真と比較してみるのもいいでしょう。 |
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[ 2 ] 足先
人間でいう甲&指の部分。加齢とともにグリップ力が弱まり、開いているような状態になります。さらに進んで、だらりと伸びて甲を引きずって歩くようなら要注意。動物病院でレントゲンをとってもらいましょう。 |
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[ 3 ] 太もも
後ろ脚の太ももは筋肉の付き具合がよくわかる場所です。撫で下ろすように触って、衰えがないかチェックします。筋肉が落ちてきたようなら散歩や運動の時間に配慮を。 |
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[ 4 ] 歯
口の中に異常があると食べにくくなり、食欲が減ります。歯石や歯のすり減り具合、黄ばみなどを見ると同時に、できれば口臭や口内炎ができていないかもチェックしましょう。 |
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[ 5 ] 目
年を重ねると人間と同じように白内障になるケースも増えていきます。白濁しているようなら一度動物病院でみてもらいましょう。 |
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