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タイトル

2月26日

ダイダイと今は亡き両親の2人と1匹暮らしをモデルにした4コマ漫画を『明日の友』というシニア向け雑誌に連載している。今日はその雑誌の企画でリモート対談のお仕事をした。テーマは『シニアとペット』。
対談のお相手は松場登美さん。ご本職のアパレル業を主軸に、島根県の過疎の町だった石銀山の賑わいを復活させ、総務省主催『ふるさとづくり大賞』を受賞されている方。 娘さんから勧められ72歳で保護犬の福ちゃん(フレンチブルドッグ)と暮らし始めて現在75歳。やはり父80代、母70代という高齢でダイダイを迎えた両親との共通点もあり、楽しくお話しさせていただいた。
シニアがペットを迎えるには、もちろん周囲のサポートが不可欠。「もしも」のことがあったらどうするか?でもそれは高齢者に限らないとも思った。若くたって、いつ何があるかわからない。一緒に暮らすペットを路頭に迷わすことのないようにしないとね。それは常日頃カンザワ自身も肝に銘じていること。対談が終わり「待ってました」とばかりに松場さんのお顔をペロペロする福ちゃんに、 「私、舐められるの嫌いなのよ~」と言いながらも嬉しそうな松場さん。カンザワとスタッフ一同、大爆笑!

3月3日

先月はダイダイの老化が進んで戸惑うことが多かった。特にトイレの失敗が多発。オムツを着けさせてくれないため後始末でヘトへト。心が折れまくりだった。
さらにカンザワ自身、先月はとても忙しかった。ただでさえ日にちが少ない2月、公私共にやること山積でピリピリしていたから、それがダイダイにも伝わっていたのかもしれない。
それも一段落。ここ数日は先月の地獄(ゴメンねダイダイ笑)が嘘のような平安が訪れている。今日は午後から雪。一歩も外に出ず、日がな一日、2匹とリビングで過ごした。お散歩には行けなかったけれど、一度もトイレの失敗をしなかったダイダイに拍手! 

3月8日

夕方から雪。今週3回目。カンザワも天気や気温気圧の変化に弱いけれど、ご多分にもれず王太郎も。あの逆流がお約束。晩ごはんを食べていたら、ソファで寝ていた王太郎が突然キャーッ!と奇声。
毛玉?そこで吐かないで!降んり降んり降りてー!いつもなら床に降りてから吐いてくれるのに今日はソファの背面と座面の間に注ぎ入れるようにクワーッ(厄介な位置に…泣)ティッシュでこそげ落として汚れ落としスプレーで拭いたら大きなシミに。
こんな日はなかなか乾かないだろうなぁ。 食後にお茶を淹れてソファに座ろうとしたら、シミを避けた王太郎が、いつものカンザワの定位置で悠然とスヤスヤ。アタシゃドコに座りゃいいの?(泣笑)

3月16日

年明けから突然、老犬あるあるのぐるぐる旋回が始まったダイダイ。回り始めると止まらない。カンザワの仕事中、1時間半も回っていたことが。それが視界に入るとストレスで目の縁がピクピクしてくる。
今日も晩ごはんの支度中、リビング入口に敷きつめたペットシーツを蹴散らしながら回り始めた。料理の最中にお粗相でもされたらたまらない。起きてもいない出来事を想定して思わず声を荒げてしまった。「ダイダイ!お願いだからもう寝んねしてー!」。我ながら器が小さい。もう耳も遠いし目も見えにくくなってるお婆ワンに向かって…(反省)。
食後にソファの前に座っていたら、カンザワの膝に頭を乗せてきたダイダイ。ゴメンね、さっきはゴメンね。撫でていたらスヤスヤ眠り始めた。ダイダイだって不安でぐるぐるしているのだから、いつもこんなふうに撫でてあげたいけれど、そんなわけにもいかないし。ああ、自分がもうひとり欲しい!

カンザワファミリー劇場

パウなヤツら

おきらく研究所

ゲッくんダイぽん 299日和

プロフィール

絵と文/神沢礼江

人間/♀
イラストレーター。
犬猫歴30数年。
ファミリーのボス
兼パシリ(?)

王太郎

ノルウェージャン/♂
’14年初夏生まれ。体重5.8キロ。
去勢済みの箱入り息子猫。
キュ~ン♪と鳴く甘ったれ。

ダイダイ

ミックス(コッカプー)/♀
’08年真夏生まれ。体重6.8キロ。
所長実家から所長兄宅に転居。
文字通りのお転婆な婆さん犬。

ルッカ

ミケトラ猫/♀
’10年真夏生まれ。体重3.2キロ。
所長兄宅のアンチ箱入り娘猫。
地元では喧嘩最強のアネゴ。

ゲッペイ

オシキャット/♂
’95年元旦生まれ。体重3.8kg。
去勢ズミの完全室ニャイ猫。通称「ゲッくん」。

バニラ

キャバリア/♀
'08年夏休み、
天国リゾートへ旅立つ。お空で悠々バカンス中。

マル

ヨークシャーテリア/♀
’94年秋生まれ。所長の実家を仕切る、箱入り娘。食と食事作法にこだわるグルメ犬。