評価急上昇!?
はじまりは昨春、カンザワ所長母の入院でした。それまで実家で両親と共に暮らしていたダイダイが、高齢で耳の遠い父との1人と1匹暮らしになってしまったから、さぁ大変!でも、そこからダイダイが意外な働きを見せはじめたのです。
もともと父をリーダーと崇めていたダイダイ、父を守ろうとする意識が強化され、家の外に人の気配があるだけで、父に吠えて教えるように。これにはご近所さんも関心しきり。「ダイちゃんは番犬だ。偉いね」と評価急上昇!?
そして朝夕、所長と兄が手分けして担当していたダイダイのフードも、次第に父が自発的に担当しはじめたのです。ダイダイの存在が高齢者特有の不規則睡眠にリズムをもたらしたようです。
ただのワガママ・オテンバ犬じゃなかったのね。健気なダイダイに家族みんなが励まされた日々でした。
(ペピイカタログ2018年春夏号掲載)