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カンザワファミリーの犬猫おきらく研究所

犬小屋は冷暖房完備

カンザワファミリーの犬猫おきらく研究所

ガタガタ震えるダイダイにオロオロしながら、ふと思いました。
もしかして実家に帰りたいの? 即攻、ダイダイにリードを引っ付け、実家へ。案の定、実家では震えも治まり、いつものダイダイに。その様子を獣医さんに話したら、こんなアドバイスを受けました。

「その震えはストレスだよ。実家に連れ帰って良かった。放っておいたら癇癪が起きたかも。ダイダイは番犬。実家が落ち着くんだよ。」

で、でも、それじゃダイダイはが可哀想って言う人もいるし…(所長モゴモゴ)。すると獣医さん「そんな外野には言ってやれ。ならオマエが来て1日中ダイダイを見てろ~!って(笑)」。

ですね。所長がブレるからダイダイも不安定になるのかも。幸い実家は近所。実家を冷暖房完備の犬小屋と思えばいいし、何よりダイダイの心身が安定するのが第一。夜間に地震などの災害がないことを願いつつ、今日もダイダイのいる実家にいそいそ通う所長です。

獣医師さんに聞いてみました!

犬も人と同じような時に震えます。寒い時だけでなく、環境変化に対する精神的なストレスが原因の事も多くあります。雷や花火に驚いて震える子や、診察台に乗った途端に震えだす子…。これは不安や恐怖といった感情に由来します。 面白いことに、嬉しい時や何かへの期待が高まっている時、怒っている時などに震えることもあります。また、肉体的なストレスから震えることもあり、激しい運動後しばらく筋肉がブルブル震えたりします。この他、どこかに強い痛みがある時や急な発熱時、吐き気がある時などにもみられます。

震えていてもダイダイちゃんのように日常動作が普通にできれば病的な震えではありません。これができない場合、癇癪や低血糖、ホルモン異常、中毒など大きな病気が隠れていることもあるので注意が必要です。

(ペピイカタログ2018年秋冬号掲載)

カンザワファミリー劇場

パウなヤツら

おきらく研究所

ゲッくんダイぽん 299日和

プロフィール

絵と文/神沢礼江

人間/♀
イラストレーター。
犬猫歴30数年。
ファミリーのボス
兼パシリ(?)

王太郎

ノルウェージャン/♂
’14年初夏生まれ。体重5.8キロ。
去勢済みの箱入り息子猫。
キュ~ン♪と鳴く甘ったれ。

ダイダイ

ミックス(コッカプー)/♀
’08年真夏生まれ。体重6.8キロ。
所長実家から所長兄宅に転居。
文字通りのお転婆な婆さん犬。

ルッカ

ミケトラ猫/♀
’10年真夏生まれ。体重3.2キロ。
所長兄宅のアンチ箱入り娘猫。
地元では喧嘩最強のアネゴ。

ゲッペイ

オシキャット/♂
’95年元旦生まれ。体重3.8kg。
去勢ズミの完全室ニャイ猫。通称「ゲッくん」。

バニラ

キャバリア/♀
'08年夏休み、
天国リゾートへ旅立つ。お空で悠々バカンス中。

マル

ヨークシャーテリア/♀
’94年秋生まれ。所長の実家を仕切る、箱入り娘。食と食事作法にこだわるグルメ犬。