愛犬との毎日にはステキな瞬間も悩みもいっぱい!そこで、愛犬の健康と幸せを願いながらどのように暮らしているかを飼い主さんに聞いてみました。
あの子がいたから次の子がいた…。
不思議な縁の繋がりを感じます。
内田さん
内田さんは今まで12頭の猫と3頭の犬と過ごしてきました。「初代のポメラニアンのラッキーと猫のジュリが亡くなった時に私の年齢でもう1頭育てられるか悩みました。」
お手入れがラクな短毛の小型犬なら大丈夫と考えて出向いたペットショップにマリンちゃんがいました。「主人も私も他の子は目に入りませんでした。マリンは私が大好きで、帰宅時にただいま!と声をかけて体中をなでるとクルクル回って喜ぶんですよ。」
子犬の頃のマリンちゃん。内田さんにくっつくのが大好きな甘えん坊。
愛犬を迎えたおかげで
今も仲良しの犬友達ができました。
初代のラッキーちゃんを飼い始めた時に内田さんの交友関係はとても広がったそうです。 「ラッキーと同じ名前だったことが縁で繋がった友達とは30年来の仲です。マリンが懐いている友人もいるのですが、私に万が一のことがあった時にはマリンのお世話をお願いしています。委任状も作りました。」マリンちゃんはご近所さんの人気者だそうです。
健康診断と日頃のチェックを大切に。
優しい獣医師さんの一言には
いつも安心をいただきます。
「見た目にはわからなかったのですが、毎年受けていた健康診断でマリンの胆のうの異常を早期発見できました。命に関わる手術をおこない、無事の連絡が届いたときは本当に嬉しかったです。」内田さん自身が愛犬の病気を見つけることもありました。
「日頃から体をなでながら観察しています。ラッキーの時は『腫れているな…』と思ったら睾丸のガンでした。」
何でも相談できる動物病院には毎月通っています。「桑原先生はいつも優しく、対処も的確。病状の説明もわかりやすくて親切です。特にマリンの病気は命に関わるので、普段から状態を把握している桑原先生だからこそ安心できます。今もお力をお借りして元気に過ごしています。」
「持病があるのに14歳はスゴイ!」と桑原先生にも言われます。
私と過ごしてくれたみんなに
「ありがとう」と伝えたいです。
「50年間、多くの猫や犬と出会って一緒に過ごし、今でも一頭一頭を懐かしく思い出します。特にラッキーはお出かけなどして一緒の時間が長かったので、今でも特別な存在。就寝前に写真を見て『マリンを見守ってね』と話しかけています。」
それぞれに性格や食べ物の好みなども違い、1頭ごとに楽しさや可愛さが違ったそうです。「猫も犬もあの子がいたから次の子がいた。その子がいたからまた次の子が…と縁を感じます。みんなに感謝を伝えたいです。」ふわふわのマリンちゃんを可愛がりながら語ってくださいました。
治療中も治った後も、
愛犬と楽しく暮らせるように。
飼い主さんの幸せづくりに
関わりのある動物病院で
ありたいです。
くわはら動物病院
桑原 岳 院長先生
3代続く動物病院の院長として、これまで当医院が地域に受け入れられてきた理由をいつも考えています。明確な答えに未だ辿り着きませんが、戦後の開業時から時代のニーズを汲み取りながら的確な診療を行ってきた歴代院長を、飼い主様が信頼し、慕い続けてくださったことに間違いありません。
子供の頃、父の動物病院の玄関先で遊びながら育った私を、今も昔も変わらなく、優しく受け入れてくださっている内田様は、当院の長い歴史を知る飼い主様の一人です。
今後も病気予防や診療を通じて、動物との楽しく幸せな生活を応援できればと思っております。そして、動物たちも飼い主様も永く安心して通院できるような地域の動物病院としてあり続けたいと思っております。