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ネコ・ディー・ケーが本音の情報をお届け!

第16回ネコお悩み相談所 健康管理編

日本一テストするネコ雑誌『ネコDK』が、ネコとの暮らしに役立つ情報をお届けします!

第16回は、「ネコお悩み相談所 健康管理編」をご紹介。ネコのフードや食事の疑問に獣医師が本音でお答えします!(『はじめてのネコとの暮らし for Beginners 2021』より抜粋)

ネコ生活&ネコ用品選びのバイブル!
日本一テストするネコ雑誌『ネコDK』

ネコ・ディー・ケー

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“本当にいいネコグッズ”を発見するべく、編集部と専門家、そしてネコたちの協力のもと、あらゆる製品を“ネコ目線”で徹底検証。ネコと愛猫家さんのことだけを考えた「正直な評価」と「信頼できる情報」だけをお伝えする雑誌です。
ぜひ、あなたと愛するネコのためにお役立てください。

1. 鳴き続けるのはどうして?

  • ネコが鳴き続ける理由の多くは、「○○して」と欲求があるから。鳴きやめさせようとするのではなく、何を求めているのか突き止めることが大切です。

  • チョコレート

2.ネコに長生きしてもらうには?

ネコの“健康寿命”を少しでも延ばすには、飼い主が正しい知識を持ってサポートすることが大事。環境と食事に配慮し、定期的に健康診断を受けて。

Point1: ストレスの少ない環境を提供する

  • 免疫力の低下や特定の病気を予防するために、ネコのストレス源になるものは、できるだけなくしましょう。
    ネコがリラックスできる場所や、高い場所に上れるようにキャットタワーを設置するなどネコらしく生きられる空間にすることも大切です。

  • Point1: ストレスの少ない環境を提供する

Point2: そのネコに適したフードを与える

  • 「総合栄養食」のキャットフードは、それと水さえ与えれば健康を維持できるよう設計されています。ただし、自分のネコに合った栄養バランスかどうかチェックを。
    また、過剰に与えて太らせないようにすることも大切です。

  • Point2: そのネコに適したフードを与える

Point3: ネコの健康チェックを行う

  • スキンシップやブラッシングの際、体に異常がないか確認してください。また、定期的に健康診断を受けるようにしましょう。
    病気を早期発見&治療すれば、ネコも飼い主も負担が少なくなります。

  • Point3: ネコの健康チェックを行う

3.去勢・不妊手術は受けるべき?

  • ネコは生後6カ月前後になったら、去勢・不妊手術を検討する時期です。手術をしないと、発情期のたびに異性を求めることになり、それを我慢させる必要もあります。

    オスなら精巣腫瘍、メスなら子宮蓄膿症や卵巣ガンなどの予防になるので、繁殖の予定がない限り、去勢・不妊手術を受けたほうがいいでしょう。(谷口先生)

  • 去勢・不妊手術は受けるべき?

去勢・不妊手術でリスクが下がる病気

オス

精巣腫瘍

精巣が腫瘍化。痛みを感じたり転移することも。

メス

子宮蓄膿症 ・卵巣ガン ・乳がん

子宮蓄膿症は子宮の内部に膿が溜まる病気。卵巣ガンや乳ガンは転移すると、治療が困難。

4.毎日運動させるべき?

  • 運動をさせないとストレスや肥満のリスクが上がります。キャットタワーを設置したりさまざまなおもちゃを用意したりするなど、ネコが自発的に運動しやすい環境にすることも大切です。

    ネコ好みのおもちゃを用意し、毎日遊ばせましょう。ネコにとって遊びは狩りのようなもので、心身に良い影響を与えます。
    (谷口先生)

  • 毎日運動させるべき?

5.ネコも良い香りでリラックスできる?

  • 香りがネコのストレスになることも。アロマオイルのなかには、ネコに中毒症状を引き起こすものも存在します。
    また、香り付きの洗剤や柔軟剤、消臭スプレーなどを使用してからネコの体調が悪くなったという事例が複数報告されています。

    ネコのいる空間は、無臭にするのが無難です。(谷口先生)

  • ネコも良い香りでリラックスできる?

6.ネコは仲間がいたほうが幸せ?

  • まずは先住ネコがほかのネコを受け入れられるのか熟考しましょう。臆病だったり高齢だったりする場合は、新しいネコを迎えないほうが無難です。先住ネコがほかのネコと暮らせそうなら、相性の良さそうなネコを探しましょう。

  • ネコは仲間がいたほうが幸せ?

愛猫がこんな性格なら1匹飼いのほうが無難

  • かなり甘えん坊

    かなり甘えん坊

    飼い主を独占できなくなり、ストレスになるおそれがある。

  • 臆病

    臆病

    新入りネコより優位に立てず、場所や行動に制限がかかる。

  • 怒りん坊

    怒りん坊

    新入りのネコが近寄ると、威嚇したり攻撃したりする可能性がある。

  • 高齢

    高齢

    寝ていることが多く、新入りネコがじゃまになりやすい。

推奨できる組み合わせ

  • メス×メス

    メス×メス

    オスほど縄張り意識が強くないため、ほかのネコと争うことが少ない。性格が繊細なら注意。

  • 子ネコ×子ネコ

    子ネコ×子ネコ

    どちらも好奇心旺盛で活動的。自然と一緒に遊び、疲れたらくっ付いて寝るので心身に良い。

推奨できない組み合わせ

  • オス×オス

    オス×オス

    縄張り意識があり、成猫同士はケンカになりやすい。新入りが子ネコだとうまくいくことも。

  • 高齢ネコ×子ネコ

    高齢ネコ×子ネコ

    片方はゆっくり過ごしたい、もう片方は遊びたい…と真逆なので、うまくいきにくい。

7.首輪はつけるべき?

  • ネコに首輪を付けておけば、脱走してしまったとき、飼いネコであることがわかります。

    シンプルでなく個性的なデザインの首輪であれば、そのコである目印になります。
    (谷口先生)

  • 首輪はつけるべき?

8.ベッドを使ってくれない!

  • ネコはせっかく購入したベッドを使ってくれないこともあります。

    普段からネコがどんな素材を好むのか観察して、それと同じ素材のベッドを購入しましょう。(谷口先生)

  • ベッドを使ってくれない!

9.ペット保険は加入するべき?

  • ペット保険に加入していれば、手術や定期的な通院が必要になった際、負担が少なくて済みます。
    月々の保険料だけでなく、「一度の補償はどれくらいか」「何歳まで契約可能なのか」といったこともチェックしましょう。ペット保険に加入しない場合は、ネコのために貯金をしておくのがオススメです。

  • ペット保険は加入するべき?

ペット保険のチェックポイント

Check① 15年間の保険料

ペット保険は基本的にネコの年齢が上がるにつれて保険料も上がっていきます。ネコの平均寿命は約15歳。15年間保険労を支払ったら、どれくらいになるのか計算しましょう。ペット保険によっては15年間で60万円近く差がつきます。

Check② 補償割合

補償割合が70%、100%のペット保険もあります。当然ですが、補償割合が高いほど保険料も高くなります。

Check③ 補償限度額

ペット保険には補償限度額があります。補償限度額は「通院補償」「入院保障」「手術補償」ごとに異なるので、それぞれ確認を。

Check④ 特定疾病補償対象外特約の有無

特定の病気を発症したり、その病気による補償が多かったりした場合、保険の更新時にその病気を補償外にする、あるいは契約を断るペット保険会社もあります。契約前に必ず確認しておきましょう。

Check⑤ 免責金額

保険を利用する際、最低限契約者が支払う金額を設定しているペット保険もあります。たとえば免責金額が1回あたり2万円で3万円の診療費がかかった場合、自己負担額が2万円、ペット保険会社の補償額が1万円となります。

Check⑥ 特定疾病補償対象外特約の有無

多くのペット保険は終身契約できますが、年齢制限があったり、更新時の審査結果によっては契約不可になったりする保険も。ネコは高齢になるほど病気になりやすいので、終身契約できるペット保険がオススメ。

10.ネコと旅行に行くのはアリ?

  • 昨今はネコとの旅行を楽しむ人もいるようです。ただし、ネコはリードが外れるなどのトラブルが起きやすいので要注意。

    いきなり旅行はNG。まずは散歩に慣れさせましょう。(谷口先生)

  • ネコと旅行に行くのはアリ?

以上、「ネコお悩み相談所 健康管理編」でした。

次回、第17回は、「みんなのネコライフ、大公開!!ニャン勢調査」をご紹介。ネコたちはどんな生活を送っているのか、飼い主さんは何に関心があるのかをSNSでアンケート調査した結果を発表します!

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