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第11回体調管理

わんことの暮らしがもっとHAPPYになる!
『わんこお得技ベストセレクション』が、愛犬との暮らしに役立つ情報をお届けします!

第11回は「体調管理」編です。わんこの体調の変化に気づけるよう、日々のチェックが大切です。
(『わんこお得技ベストセレクション 2022年版』より抜粋)

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ぜひ、あなたと愛犬との生活をよりよくするためにお役立てください。

1.肉球は火傷しやすく真夏のお散歩は注意

肉球は火傷しやすく真夏のお散歩は注意

肉球は皮膚がむき出しになっているため、熱くなった道路を歩くと犬が足の裏を火傷してしまうことがあります。
暑い時期のお散歩は、できれば早朝や夜間にしましょう。お散歩の前には、道路に手を当ててアスファルトの温度を確認してください。特に、お散歩の機会が少ない犬は肉球が弱いので注意が必要です。

POINT

①散歩の前に道路に手を当てて温度を確認
②暑い時期は日中の散歩を避ける

2. 愛犬の耳を触って病気を予防!

愛犬の耳を触って病気を予防!

日頃から手軽に愛犬の健康管理ができる方法があります。それは、体温管理。耳の裏(内側)の温度をチェックします。犬の耳は通常、体幹部分に比べてやや冷たく感じます。しかし、熱が高くなると耳も熱くなるため、病気の疑いが。
いつもより耳が熱いと感じたら、早めに動物病院に相談しましょう。

耳の触り方

耳の触り方

①手のひらで耳全体を包み込みます
②できるだけ指全体の腹を耳の内側に当てます
③耳の内側が熱くないかをチェックします

3. 指先が冷えないからしもやけにならない

指先が冷えないからしもやけにならない

犬の身体は、基本的に寒さに強くできています。中には、犬ぞりを引いて、マイナス40℃の気候で活躍する犬種もいます。特に寒さに強いのは、密生した下毛と上毛を持つダブルコートのシベリアン・ハスキーなど。血管が寒冷地に適応した構造になっているため、指先が冷えずしもやけにもなりにくいのです。

肉球はしもやけになりにくい!

肉球はしもやけになりにくい!

犬は肉球に体温を下げないための熱交換システムを持っているので、しもやけになりにくい!

4. 洋服を着れば冬も散歩できる!

洋服を着れば冬も散歩できる!

犬に服を着せるのは、ファッションのためだけではありません。ストレスを感じる犬もいますが、寒さに弱い犬の防寒対策や、汚れ、抜け毛の飛散防止のために、散歩中は着せたほうが良いという意見もあります。ダブルコートの犬種は寒さに強いですが、シングルコートの犬種や、小型犬の多くは寒さが苦手です。

ワンPOINT

寒さに弱いシングルコートの小型犬

トイ・プードル、マルチーズ、パピヨン、ヨークシャー・テリア など

5. 犬は雷が大の苦手!隙間に逃げ込むことも

犬は雷が大の苦手!隙間に逃げ込むことも

地響き、閃光、雷鳴など強力な刺激が一気に発生する雷。人間でも苦手な人は多いものですが、わんこは特に雷が苦手。「苦手なものナンバーワン」とも言われています。わんこはもともと急激な気圧の変化や地表に集まる静電気にも敏感な動物なので、雷を怖がる子はとても多いのです。光と音を遮るために、穴に隠れるようにソファーの下に頭を突っ込んでお尻を出しているようなときは、そのまま静かに見守っていてあげるのが一番です。

コラム終了の線

以上、「体調管理」編でした。
次回第12回は「お手入れ」編です。爪切りのやり方やブラッシングのポイントなどをご紹介します。

媒体概要
  • わんこお得技ベストセレクション
  • わんこお得技ベストセレクション

    定価:980円
    判型:A4変形
    発行元:株式会社晋遊舎
    晋遊舎公式サイト:https://www.shinyusha.co.jp/
    編集協力:有限会社オネストワン