ハンガリーではジャイアントシュナウザーと暮らす師匠に師事、そこで生まれた子どもをパートナーとして迎え、共に暮らしていた山本さん。帰国の際も、その子(ココというそうです)と一緒でした。 |
処分数が多いこの現状、気持ちをちゃんと理解してくれない人間。もし自分が犬だったら、この状況の中で他の犬と組合を作り、反乱を起こすだろう。だから「一揆」。でも、犬と人の環境を良くするために、これは人が動かす活動だ、と山本さんは言います。「別に犬が人を倒したいわけじゃないんです。暮らしやすい、楽しい環境にしたいだけなんです。その役割は、人間が持っている」。 |
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「例えばアメリカの事例ですが、公園に窓ガラスを割った車と新車をそれぞれ置いたところ、新車はそのままなのに対し、窓ガラスが割れていた車は更に窓が割られ、備品が盗まれていたそうです。つまり環境が悪化すると、そこに事故や事件が起こるのだ、ということなんですね。じゃあ反対に、公園の環境をよくすれば、そこに集まる人のマナーも向上するのでは」。そして、現在のゴミ拾い活動がスタートしました。 |