先述した、作品の募集条件にも書いていますが、
作品の対象被写体は保護や譲渡の経験を持つ犬や猫です。
そんな被写体に関するコメント、読んでみると、
ひとつひとつに、
動物愛護の想いが込められている気がします。
もちろん、応募者はそこまで意識していないかも知れません。
でも、読む人にとってはきっとそう。
写真の一覧を眺めて、「カワイイ!」と思った写真を拡大する。
すると拡大写真の下に、
出会いの経路(保護や譲渡など)、
出会いのきっかけが表示されます。
コメント中に見え隠れする被写体への愛情、
その文章を読むことが、
つまりは啓蒙に繋がると思うのです。
楽しく動物愛護の心を伝えていく、
このコンテストには、そんな想いが詰まっている気がします。
開催主旨の中に、こんな言葉がありました。
『本当なら殺されていたかも知れない小さな命を救い、
共に生きることの素晴らしさを
多くの人に知ってもらうために開催しました』
2012年のコンテスト応募は、4月1日からスタートします。
応募期間は7月31日まで。投票は8月31日までできるそうです。
ちなみに投稿に際して便利な機能があります。
それが「この仔は里親募集中」。
くわしくは投稿時にご確認いただきたいのですが、
里親募集中も兼ねるってステキだと思いませんか?
応募して自身の思いを誰かに届けるもよし、
投票だけでもいい。
自分に合った形で参加して、
想いを共有しては、いかがですか?
そうそう、審査員の顔ぶれがかなり豪華なのも、なかなかに注目ですよ。
■いのちつないだ ワンニャン写真コンテスト
HP http://contest-2012.doubutukikin.or.jp/
主催/公益財団法人どうぶつ基金 後援/環境省、大阪府
2012年度 応募期間 平成24年4月1日~7月31日
投票期間 平成24年4月1日~8月31日
※応募方法など詳細は上記ホームページをご覧ください。