やってきました梅雨前線!
洗濯物は乾かず、
ヘアスタイルは乱れ、
京都のバスはギュウギュウと、
何かとブルーなわけですが…。
さて今回は、そんな悪天候をものともせず、
ホップ、ステップ、ジャンピング~(古!)と、
元気いっぱいの子猫が登場です。
名前はミー。
まだ7~8カ月というだけあって
表情も仕草もあどけなく、
ヒョコヒョコと跳びまわる姿は
かわいさ1000パーセント!!!
飼い主は「工芸工房 鎚舞(ついぶ)」のご主人、中村光男さん。
金属工芸品の制作販売をはじめ、
アクセサリーの彫金教室なども開催しています。
「ミーは僕の実家の屋根裏で生まれたんです」と中村さん。
実家とは、お店の斜め向かいにある
仕舞屋造りの古い町家のこと。
茶道具、装飾品、引手など、
代々錺金具の制作をしている「竹影堂」さんです。
現在は弟さんが7代目として継がれているそうで、
アンテナショップ「かざりや鐐(りょう)」さんも併設しています。
「今も母がそこで暮らしています。
去年の秋頃でしたか、
屋根裏が騒がしいというので弟が見に行くと、
生まれたばかりの子猫(ミー)がいたんです。
親猫や兄弟とはぐれてしまったみたいで、
ミャアミャア鳴き続けていたんですね」
保護した当時は
手のひらより小さかったというミー。
しばらくは、お母様がミルクをあげたり
いろいろとお世話をされていたそうですが、
何分ご高齢ということもあり、
中村さんのお店で飼うことに。
「ここなら実家からすぐなので、
85歳の母も気軽に来られると思いましてね」
期待通り、お母様は一日に何度も
ミーに会いに来てくれるそうです。
今ではお店生活にもすっかり馴染んだミー。
お母様に抱っこしてもらったり、
ご主人様に遊んでもらったり、
スタッフのお弁当にちょっかいを出して叱られたり…。まさにみんなのアイドル的存在。そして何より、お店のショーウィンドウに登場しては道行く猫好きを瞬時に吸い寄せる、招き猫パワーもしっかり発揮しております!
はい! この通り、私もまんまと招かれたわけでして…。
なかなかの商売上手ですな~ミーちゃん!