2010年も残すところあとわずか。
今年もたくさんの猫にゃんと出会いました。
顔も体型も性格も声も、み~んなそれぞれ。
本当に個性豊かでおもしろいです。
というわけで、
今回もとってもラブリーな猫にゃんが登場です。
アメリカンショートヘアとチンチラのミックス。
ふんわり長い黒毛に黄色い瞳。
そして何より7kgという
豊かなボディの持ち主、アル君でございま~す。
街なかのビルにある「ル・ランディ」は、
ブーケやリースなどであふれる花のアトリエ。
アル君の飼い主の渡辺めぐみさんは、
フラワーアイテムを創作したり、
アレンジメントなどの教室を開催しています。
時々、近くのご自宅から
アル君も連れてくるそうですが、
「バスケットに入れて抱えてくるんですが、
もう重くて重くて大変なんです…」と苦笑い。
確かに、窓際のソファでまどろむお姿、
なかなかの貫禄でございます。
「いっしょに寝る時は、
ホカホカでいいんですけどね…(笑)」
アル君が「はじめての猫」という渡辺さん。
友人に「子猫が生まれたから見においで~」と誘われ、
気軽に遊びに行ったつもりが、
なぜか帰るころにはアル君をもらうことになっていたとか。
「はじめてのことばかりでしたが、
本で調べたりしながら猫との暮らしを楽しんでいます」と渡辺さん。
今では「アルがいない生活は考えられない」と目を細めます。
「だいぶ昔、どうしてもアルと散歩がしたくなって、
ヒモをつけて鴨川や御所に連れ出したんです。
でも、アルは這いつくばってゴソゴソと歩く感じで
全然楽しそうじゃなかった……(笑)。
あの時はかわいそうなことをしましたね」。
それ以来、渡辺さんはアル君との散歩を断念したそうです。
あたたかな午後の光が差し込むアトリエで、
うつらうつらと眠るアル君。
そのまあるい大きな背中は
「あ~シアワセ」と語っているようです。
そして気まぐれに起き出すと、
色鮮やかな花々を横目にのそりのそりと目的地へ…。
そう、これぞカリカリへの花道!!
アル君、あんまり食べてばかりいると、
また散歩に連れ出されるぞ~~~。