1992年4月25日。4匹兄弟の末っ子として我が家の押入れですえこ誕生。生後4日目にして目が開き始めました。
「この子はスーパーキャットだ!」なんて言った微かな記憶が蘇ってきます。
小さな体を抱き上げ、陽の光にかざして見たとき、キトンブルーの瞳の奥に青い目が見えました。
この子の瞳はブルーになるのね。
あれから17年、すえこは私の側に今も元気に寄り添ってくれています。
真っ白な体とブルーの瞳。おっとりした性格。寄る年波には勝てず、今は慢性腎不全と甲状腺機能亢進症という2つの病気を持ってはいるものの、日々まったりと老猫らしい時間をすごしています。
すえこがデビュー(?)したのは『猫の手帖』という雑誌で、「猫手星※」の3番星になったのがきっかけでした。
時にすえこ12歳。今思っても遅いデビューでした。
そして、モンプチの第2代オフィシャルキャットに選ばれたのは15歳のとき。もはや、どこから見てもおばーさまだ…。
※猫手星…雑誌『猫の手帖』(現在は休刊)に1年間に掲載された猫の中から人気ナンバーワンを決めるコーナー。
自分のHPやブログですえこの日常を綴るにつれ、すえこの若いピチピチギャル時代がないのがなんとも寂しく思えるときがあります。すえこの生きてきた証として日々の姿を載せてはいるものの、この時代に早く生まれすぎたのかもなどと。しかし、17年前に思った「スーパーキャットだ!」という言葉はある意味当たっていたのです。こんなふうに注目される日が来るなんて誰が予想したでしょうか。
これからは、ご長寿で皆からも「すっちゃんはスーパーキャットだね」と言われるようになりたいと思っています。頑張ってね、すっちゃん!
目指せ20歳!
「しろいねこ」書籍版。
すえこちゃんの美貌とユーモアが詰まった1冊
宝島社/980円
しろいねこブロガー めわさん