1994年8月の終わり、里親を探すために3匹の子猫がやってきました。幸か不幸か里親希望は現れず、いつの間にやら“うちの猫"に。
それが、シロ、トラ、ミィ3兄妹でございます。
タンゴは元々家に遊びに来ていたノラ猫。風が吹けば「開けろー!」、雨が降れば「入れろー!!」とうるさいので数年前より家猫となりました。
昨年6月、2年3ヶ月の闘病の末、シロが天国へ旅立ちました。慢性賢不全でした。2008年の暮れ、私の中に突然浮かんだ“来年(2009年)の今頃、シロはいない”との想い。その想いがブログ「ニャンズBOX」を始めるきっかけとなったのです。
4月になるとミィは慢性賢不全8年目、猫生の半分が腎不全ということになります。平均寿命もこえたことですし、あとは穏やかに過ごしてほしい…という飼い主の想いを知ってか知らずか、15歳になった今でも夜な夜な深夜暴走を繰り広げ、キャットタワーをけ散らし、テーブルをひっくり返し、飼い主の顔面にダイブ!それでも「元気があるだけいいか」と顔面を流血させながらも思えるようになりました。
人間界も高齢化が叫ばれておりますが、我が家の猫界はオールシニア!夏になればトラ・ミィ16歳、タンゴ9歳となります。
老猫にとって“来年”は必ず来るものではないかもしれません。だからこそ1日1日を大切に、1時間でも1分でも1秒でも長く穏やかな時間を…ただそれだけです。
ミィの通院があるため長期の旅行にも行けないし、パスポートも切れました。それでも幸せだなぁと思えるのは、猫たちのおかげかもしれませんね。
ニャンズBOXブロガー ニャーヨさん