たった150gしかなかった小さな小さな「とら吉」と出会って、もうすぐ13年目に突入します。実家の近所にある脇道で「助けて~」と鳴き叫んでいたとら吉を連れて帰ったはいいけど、そのときはこの先、十数年間ずっと一緒に暮らすことになるなんて思ってもみませんでした。
なぜなら、実家はペット禁止。当時は里親が見つかるまでという思いで一時的に保護していたから。だけど、母猫代わりにお世話するうちに、とら吉への愛情が深くなってきて、結局手放せなくなっちゃったんです。
実家を出てペット可のマンションでとら吉とふたり暮らしの生活が始まり、今では私にとって欠かせない相棒。そして大切な家族です。
とら吉を人間の年齢に換算すると60代後半。だけどいくつになっても甘えたさんなのです。家にお客さんが来ると大喜びで近づいていって「撫でてぇ~。遊んでぇ~」と誰にだってスリスリ。そのスリスリがエスカレートして頭突きになることもしばしば(笑)。私が仕事で留守がちなので、人恋しさから人間好きになったのでしょうか。
「かつおぶし」と私が口にすると、たとえ熟睡していても目を真ん丸にして飛び起きて、私の顔を見つめながら「くれくれ」とおねだりするとら吉。健康維持のため、ひとつまみしかあげられないんだけど、それでも大好きなかつおぶしには目がありません。「か」の1文字だけでも理解できちゃう天才にゃんこ?なのです(笑)。
とら吉サプリブロガー とらさん