2006年の秋、体の弱かった最愛の猫を3歳で亡くし、入院費の支払いと獣医さんに挨拶するために動物病院へ行ったとき、里親募集中の「先生」に出会いました。猫を亡くして数日しか経っておらず、放心中の私でしたが、コミカルな動きとだみ声が亡くなった猫にそっくりで、衝撃を受けました。そのまま我が家に連れて帰り、先住猫の「情太郎」との相性も悪くなく、無事に我が家の一員に。その後、「ちー」が来て、現在は3にゃんです。
普通、愛猫を亡くしてすぐに違う猫を迎えたりしませんよね…。13歳という年齢で新しい飼い主を探すのはむずかしいだろうな、と思って引き取ったのもありますが、とにかく理屈ではなく、運命だったのではないでしょうか。
先生の正式な名前は「井倉先生」といいます。亡くなった猫の主治医と、オペ担当の獣医さんの苗字から一文字ずつ頂きました。ブログを書くときは面倒なので「先生」にしていますが(笑)。
我が家に来てからの先生は、二度腫瘍を摘出したり、CTを撮ったり、健康面での心配事が多かったのですが、現在は慢性腎不全の治療をしながら、元気に暮らしています。先生を迎えるときに、13歳の猫が新しい飼い主や環境に慣れることができるのだろうかという不安もありましたが、4年近く経った今、すっかり先生は我が家の一員であり、お互い信頼し合える関係ができています。
残りの先生の猫生が、穏やかで楽しいものとなるよう、しっかりサポートしていきたいと思います。もっともっと先生との暮らしが長く続きますように…。
しまなしアメショの日常ブロガー たいくんさん