タマと私たちの出会いは、21年前の9月初旬の肌寒い夕方でした。
タマは私の家の前の駐車場に横たわっていました。近所の方の話だと、タマは自転車にひかれて「もうダメ」かと思っていたそうです。やはり私とタマは縁があったのでしょう。
でも主人が猫好きではなかったので、なかなか家で飼えなかったのです。でもいつも私たちの家の庭に毎日同じ時間に来るので、私は餌をあげていました。
本当に頭のいい猫で、いつも家に上がろうとはしないし、餌もねだろうとせず、ただ庭で待っていました。
それを見ていた主人がかわいそうに思い、タマを飼うことにしました。いつも行儀よく、「ニャーニャー」とも鳴かず、自分のことは自分でできるお利口さんでした。
あるとき、タマは道路の向こうのほうまで行ったようで、それから家に帰って来なくなったのです。1週間ぐらい経ったころ、子供の友達の家に遊びに行ったとき、そこにタマがいたのです。タマとは縁があった(つながってるー)のです。でもタマはもしかしたら方向音痴?!と思った瞬間でした。
タマと知り合ってもう21年、長い年月です。子供たちも26歳と22歳、人生を感じます。これからも私たち夫婦(52歳)とタマ(21歳)、末永く楽しい人生を送りましょう。
タマ日和ブロガー 和みさん