20年前、墓地に兄弟たちと捨てられていて、友達を通してわが家にやってきました。それからはお店の看板娘として町内のアイドルでもあり、弟(犬)のリキを守るために家の前を散歩する犬を威嚇し、前を通る時は抱っこして散歩させる飼い主の方もいるぐらい、恐れられる存在になっていきました。その頃若いウメは毎日朝帰り、よくケガをして帰ってくる”やんちゃで困ったちゃん”でした。
そんなウメとは楽しく遊んで、たくさん癒してもらいました。悲しいとき、落ち込んだとき、いつもそっとそばにいてくれたウメ。そんな中、大きな事件は2つ。
ウメが大ケガをして二度と歩けないかもしれないと言われて、寝ずに看病し、耳元でずっと励ましつづけました。そして願いに応えてくれ、今ではまた元気に歩いてくれています。
もう1つは迷子になったウメをいつまでも外で待ち続け、奇跡の再開、道路の真ん中で抱き合って号泣しました。
他にも数えきれないほどの思い出があります。ときには親子、ときには姉妹、ときには親友としてかけがえのない存在です。
今は歳を重ね、一日の大半を寝て過ごしていますが、病院ではいつも「若いね」と言われ、アイドルとしては現役です。ブログでは親ばかですが、小さいながらもファンクラブがあります。皆様から見守っていただいているお陰でウメも私も支えられています。
まねきウメ猫ブロガー うめちゃんさん