13年前の夏、ママ(私)とおいちゃん(夫)がジョギングをしていると、茶色と黒のネズミのような小さな生き物が、2匹落ちていました。なんと、掌(てのひら)にすっぽり収まるサイズの赤ちゃん猫でした。しかも茶色はへその緒つき。
カイロと子猫ベッドを用意して体温が下がらないようにし、キャットミルクを飲ませ、徹夜で見守った結果、なんとか峠を越えて元気に育ちました。
やがて2匹が青春時代を迎えるころ、トラさんがFUSに。今は、毎日おしっこのチェックをし、フードやおやつも気にしていますが、再発せず元気です。
男同士って、仲が悪いのでしょうか? トラさん(男子)は、ママには可愛い声で鳴くのですが、おいちゃん(夫)には、絶対可愛い声で鳴きません。シャー!フー!は、毎度のこと。おいちゃんもムキになり、追いかけます。
しかし、空気の読めないトラさんと違って、控えめで気配りのあるしょうちゃん(女子)は、おいちゃんのハートをわしづかみです。しょうちゃんは、毎晩おいちゃんのお部屋に行き、ゴロゴロスリスリ、甘くとろけるような、だっこの時間を過ごします。
しょうちゃんは、おいちゃんの血圧降下にかなり貢献しているようです。私も、2匹に癒されているおかげで、日々健康に過ごせています。ご褒美は、鰹をあげています。好みが違うので、トラさんには焼いて、しょうちゃんには半生で。人間も猫も、健康で長生きして、一日一日を大切に、楽しく暮らしていきたいです。
とらしょうの部屋ブロガーどらみさん