あいちゃんがわが家へ来たのは、1990年春のことでした。れンちゃんは遅れて2年後、二人とも生後2ヶ月のとき、ペットショップ店頭に置かれていた無料の雑種猫でした。
あいちゃんは、頭がよくてしっかり者、れンちゃんは、人(猫)がよくて人懐っこい性格です。最初は、雌同士で仲がよくありませんでした。しかし今はお互いを認め合い、支え合って暮らしている家族になりました。
二人の転機は、あいちゃんが二十歳になったとき、甲状腺機能亢進症と診断され、同時に慢性腎不全を告知されたことでした。れンちゃんも調べたら、同じ病気になっていることがわかりました。さらに、今年1月にあいちゃんが網膜剥離を引き起こしてしまいました。
「病気があっても元気!」を合言葉に、できるだけ生活の質を落とさないで、穏やかに心地よく暮らせることを目指しています。「高齢」だからとすべてを年齢のせいにしないで、日々の観察を細やかに早めの治療を心がけています。
ブログには、病気や治療のこと、飼い主の揺れ動く気持ちも細かく書いています。同じ病気で苦しむ猫ちゃんや飼い主さんと一緒に頑張りたいからです。
暖かくなるとお散歩が大好きなれンあいちゃんは、お外を満喫しています。「お外はよかー」といつも目を細めて心から豊かな自然を楽しんでいます。これからも「猫界の金さん・銀さん」として、ますますおたっしゃに暮らしてほしいと願っています。
おたっしゃくらぶー高齢ネコの日々ブロガー teaさん