クロロは、1995年に、我が家のネズミ対策のため、知人の家からもらわれてきました。おっとりした性格ですが、優秀なネズミハンターで、天井裏で運動会をしていたネズミをすべて退治してくれました。
たまに、枕元にお裾分けしてくれたり、スリッパの中に隠してあったりして大騒ぎになったこともありますが、クロロの功績はとても大きいです。
今はリタイアしていますが、たまにハンターの血が騒ぐのか、ハエなどを追いかけて、障子に穴を開けたりもしています。
1歳を過ぎた頃に、家の前の道路に飛び出して交通事故に遭うこと2回。内臓破裂の大手術も2回。奇跡的に命を取りとめました。以来、日中はケージ、またはお部屋に閉じこめられていて、夜に家の雨戸を閉めてから自由にさせてもらえるという生活をしています。
もともと大柄な猫でしたが、ケージ暮らしですと、どうしても運動不足で、一時期は体重が7kg近くありました。年を取ってくるにつれて自然に痩せて、今は4kgくらいです。だっこして移動するのが重いので、もっぱら肩に担いで移動させています。
ここ2~3年ほどは、歯についた歯石が気になるらしく、口をピチャピチャ動かしていることが多くなりました。また、交通事故で少し変形していた胸や後脚が、以前よりさらに変形しているようで、体のバランスが取りにくくなっているのでしょうか、腰がふらついているようなところもあります。
動作もゆっくりになって、一日のほとんどを寝て過ごしていますが、それでもまだ、階段の上り下りはできますし、高い食器棚などにもジャンプすることもできます。
いつか、お別れの時が来ることは避けられませんが、一日でも、1分でも、元気で長生きしてほしいと願っています。目指せ20歳以上!!
老猫クロロのひだまり日記ブロガー くきはさん