2011年の年が明けた頃、ダンボールをゴミの日に出そうと玄関先に置いていたら、その中に何やら物体が・・・。よく見てみると猫。すぐにどこかへ行くだろうと放っておきました。
何日経って覗いてもいる、雨や雪が降ったりしていたので春までということにして、ダンボールから発泡スチロールに変えて設置。だんだん暖かくなるにつれ、どうも猫の様子がおかしい。呼吸が遅く、ぐったりしていました。家族会議の結果、家族に迎え入れる決意をし、キャリーバッグを買ってすぐ病院へ。これが、きぃとの出会いです。
最初の診察で体重が2kgちょっと。子猫かと思いきや10歳を超える老猫と判明。おまけに腎臓病、重度の皮膚病、猫エイズと病気がてんこ盛り。週1回の通院で先生に詳しく指導してもらいましたが、それでも何かがおかしい。一日中ウロウロ動き回り、壁に激突したり、段差から落ちたり・・・。そのうち歩けなくなり、コロンと転がってしまって夜には痙攣・・・慌てて病院へ。その後、動物高度救命救急センターでMRIを撮り、脳梗塞と診断。すぐに治療を開始し、後遺症として左手足が軽度の麻痺に。一年たった今では、毎日のマッサージ効果で麻痺もほとんどなく歩けています。月1回の通院で継続治療中です。
とにかく甘えん坊で後をテクテク付いてきたり、お風呂も覗き見するんですよ。声が出ないので、気付いてもらうために足元でアピールしてます。自分が嫌だと思うと薬やご飯を食べなくなってしまい、ベッドの下に潜って出てこなかったり、時には歩けないのか歩きたくないのか、シャーシャー言って抱いてもらうまでそこに居座り、訴えるガンコ者なんです。
こんな甘えん坊のガンコちゃんですが、病気と闘いながらも毎日のんびり過ごせるように見守っていきたいです。
きぃTimeブロガーのりっちさん