17年前わんこを迎えたいと思っていた時に、近所にオープンしたペットショップで、赤毛の女の子の柴ちゃんを抱っこさせてもらったら、もう離せなくなって連れて帰りました。
その頃はカメラもフィルムだったし、カメラ屋さんにわんこが写ったフィルムの現像を依頼するのが恥ずかしくて、子犬の頃の写真が10枚程しかありません。それが、日に日に可愛くなって、「私の娘」と言い張り、「こんなにも自分ちのわんこを自慢する人が見たことがない」とお友達に呆れられる程になりました。
ごまは、お散歩があまり好きではないのに、雨の日それも大雨の日の散歩が大好きです。水たまりや、雨粒が当たってできた路肩の泡ぶくを、前足でツンツンしたり口でパクパクすることが大好きで、いつまでも遊び続けます。坂道から流れてくる泡ぶくが一番好きで、何度も何度も坂道を登ったり降りたり。「そろそろ帰ろう」と言っても、「嫌~」と踏ん張るんです。それがまた可愛くって、ずぶ濡れになっても付き合っていました。
それが、12、3歳になったある日突然、「ごまは、大人です」と遊ばなくなってしまいました。
ごまは4歳の頃、主人が単身赴任になり、週末にしか帰ってこない生活が始まりました。
6歳の年末、子宮蓄膿症になり、子宮の摘出手術をすることに。手術当日は帰って来てくれたのですが、その日のうちに赴任先に戻ったことが、ごまは許せないようでした。いつもなら主人の姿を見つけると、「帰って来た」と鳴いて、車の窓を叩き続けていたのが、その日を境に無視。「ごまはお腹を切って痛い思いをしているのに、”パパ嫌い”」と無視し続けるのです(無視は一緒に住むまで続きました)。パパもそれが辛かったのか、3年近くの単身赴任の後、急いで一緒に住めるようにしました。
3年程前に前庭疾患になって、歩く量が減り、足腰が随分弱くなってオムツをつけるようになりました。オムツを交換している時「ママちん、出たの?」とウルウルお目々で見てくれるのがとっても愛おしくて、「ママちんの娘で良かった」と言ってもらえるように頑張ろうと思っています。
ごまと一緒ブロガー ごまねぇさん