「ダックスの子犬が生まれたよ!」先住犬を亡くして泣いていた時でした。主人の友人の家には、小さく無邪気な温かい生きている命が5つもワラワラしていた。なんて可愛いのだろう!気付くと涙で目が潤んでいました。『キャスとの初めての出会い』
そして2か月後、我が家は元気な子犬に振り回されて、てんやわんやの大騒ぎ生活を送っていました。
人間大好きだから留守番が大嫌い。一歩も後に引きません。それではと躾を兼ねてドッグトレーナーさんに委ねる事に。我が家での訓練が始まりましたが、他の事は出来てもやっぱり留守番は無理。兄弟の中で一番根性があると聞いていましたが、ここでそれを見せ付けられる羽目になるとは・・・トホホ。決めました!とことん彼に付き合おうって。いつも『Casperと一緒に』
キャスがお山デビューしたのは暖かくなった春、キャスが6ヶ月の頃。お山は公園になっていて、ワンたちがたくさん集まってくる。いつしかドッグランも出来てワンコ天国!毎日10匹以上の常連さんたちとかけっこして遊んだ。そんな楽しい時代が何年も続いて・・・
2014年5月、恐ろしい前庭疾患を発症、2度と起こってほしくないと願っていたのに、その年の12月に再発。キャスは13歳になっていました。その頃、同期の仲間たちが次々と旅立って行き、改めて時の流れを実感したのでした。幸い後遺症もあまり無く、年相応に健康なんだけれど急に老いを感じるようになって、何かが少しずつ違って来た。『出来ない事を数えるより出来る事を数えよう』の言葉を胸に、ゆっくり丁寧に暮らしたい。
切なさが増す分、愛おしさが募っていく日々。
体調の良いときにするイタズラやへそ天も健在。今日も相変わらずお山散歩を楽しんでいます。若いお友達もいるし、初めてのお友達にも会える。お山に来ると笑顔がこぼれます。いつまでも仲間と一緒に笑っていてほしい。その笑顔の一瞬一瞬を残しておきたい、その時の思いと共に。
キャスの笑顔は宝物。大好きだよ。
Casperと一緒ブロガー CAS-Kさん