「みっくんに友達、連れて来ようか…」
昨年の10月、主人の一言がきっかけで、子猫探しがスタート。もう一匹子猫を迎える事に。以前、ペピイで目にした「猫には猫の友達を」の話を読んで以来、私自身の念願が「ついに現実になりそうだわ~」で、うれしさいっぱい、喜び満点で気持ちも舞い上がりっぱなし。
我が家では、メインクーンのみっくん(2歳・♂)が、愛くるしい小さな顔似合わないくらい、のびのびと大きく成長しています。(現在、体重なんと7.2kg!)そのビッグな体に似合わず、性格は、ドライでクールなハードボイルド系。独立心が強いためかベッドに入って来たり、ゴロゴロと擦り寄ってきたり、膝の上で抱かれてウットリ、なんて事はほとんどありません。そのしっかり者(と、信じていた)みっくんが、私たちに見せた切なそうな表情・・・窓から外を淋しそうに眺めている様子・・・が、まだ見ぬ友達を呼んでいるようにも見え(勝手な想像?)、そんなみっくんを主人も気になっていたようで、「猫には猫のお友達」を探す事と相成りました。
でも、家族みんなで賛成して決めたことなのに、現実にもう1匹子猫が来るとなると「仲良くやってくれるかな。ケンカなんかしないよね」
「2匹になっても世話は大丈夫なの。ちゃんとできる?」
「みっくんの機嫌、悪くなったりしない?」
なんて主人や娘から聞こえてくるのは心配事ばかり。
友人知人やインターネットを頼りにようやく見つけた子猫は、やっと両手に乗る大きさで、まるで真っ黒な毛玉みたい。あまりの小ささに加えて体をすり寄せて見つめる甘え上手な性格に、「ちょっとクールなみっくんと仲良くできるのかしら」と不安もピークに。
…しかし…
みっくんは、今まで何にも見せた事のない興味の持ち方で、初対面の子猫に鼻を寄せてクンクン、慈しむようにペロペロ!
その様子に一同ホッと一安心。「心配することなかったね!」
その日以来、みっくんは、すっかり落ち着いたお兄ちゃん猫に変身。仲良く一緒に寝ている光景は、家族皆を幸せな気持ちにしてくれます。
子猫の名前は、「リリィ」に決定。明るくお茶目でやんちゃな性格から、みっくんは、いつも圧倒されっぱなし。でも、2匹になって我が家の毎日の楽しみも2倍(いやいや、それ以上ですね)に増えたのです。
「ハードボイルドぶってたみっくんもホントは 寂しかったのかしら?」、なんてことを考えながら仲良く寝そべる2人(2匹)を見つめている私でした。