VOL.10 「天然!お笑いコンビ」の巻

何気なく立ち寄った本屋の店頭。愛らしい猫の写真集がズラリ。思わず手に取りパラパラ。みんな見とれるくらい可愛く決まってるぅ~。

 でも私が注目するのは、ちょっと笑える変顔やおもしろショット。我が家の2匹も真剣な表情(メインクーンならでは?)に、似合わない、おとぼけポーズが得意技。毎日繰り広げられるおかしな姿に、家族はいつも満点大笑い。
今回は、静かなボケのみっくんと、やんちゃなツッコミのリリィの情けなくもおかしい姿をお楽しみ下さい。

 この頃みっくんは、いつもお気に入りの箱の中。それも大きな身体よりも、かなり小さめの。だからどうしても一部分がはみ出している!ちょっと苦しそうなポーズが(我が家では「箱猫」と呼んでいます)可笑しい。みっくんが留守の時を狙って、リリィも入る。入る前においを嗅いで「くさ~」というギャグ(顔も)も忘れない。みっくんもリリィのお尻をクンクンすると、小さく舌をぺロッと出して、「くさ~」。

 

 においに敏感なリリィは、嫌いなオレンジを近づけると恐怖のあまり、サスペンス映画の犯人に追い詰められたような顔に。その必死さが最高におかしい。ミントガムの香りも大の苦手。リリィの嫌な顔を面白がる娘が息をフ~。物凄い勢いで逃げて、それからしばらく近づかないように。

 いつもは可愛いリリィですが、みっくんを真剣に見つめるあまり、何とも言えない顔に。

それを見た娘が、 「リリィは、ほんま(関西弁で本当にの意)怖い顔やな!」

リリィ派の主人の前では、禁句の一言をボソリ。確かにちょっと眼力が有り過ぎ。子猫のような甘え~た鳴き声とのギャップがなんとも不思議。

 いつ見てもキュートなみっくんは、その身体の大きさから寝ているだけで、十分笑える。あまりにリラックスし過ぎて、凛々しいメインクーンからは程遠い、まるでバスマットのような姿に。ゴロンゴロンと身体を左右に揺すって「よっこらしょっ」と起き上がる姿は、とても猫とは思えません。(笑)



この寝相のせいか、体中毛玉でカチカチになった事が。どうしようもなくて動物病院へ。顔と尻尾の先にだけ毛を残したライオンカットに。大笑いされて、落ち込んだみっくんを気遣う、やさしいリリィに感動。

 


何気ない動作や表情を見ているだけで心が和み、自然と笑顔に。2匹が動くと必ず笑いがおきる名コンビ。これからも、どんどんチャーミングな魅力を振りまいて、家族を笑わせて下さい。期待してま~す。