カンザワファミリーの犬猫おきらく研究所

ホェッターで交流中
ホェッターで交流中
 ♪ウォ~~~ン、ウォ~~~ン・・・
 いつから救急車などのサイレンに合わせて、ダイダイが遠吠えするようになりました。それにつられて、どこかのワンちゃんもハモりはじめ、コーラスの輪が広がり・・・ああ、この感じ、懐かしい。
 10代の頃、家族で飼っていたコッカースパニエルも、工場のサイレンや町内のワンちゃんと、よくハモってたっけ。過去2頭飼ったキャバリア犬たち、以前、実家にいたヨークシャーテリアは遠吠えそのものをしなかったけれど。
 遠吠えは「犬の連絡網」と聞いたことらあります。今っぽく言うならネット?・・・ツイッター?・・・いや、ホェッターか!?
 日頃は犬見知りでお散歩友達も少なめのダイダイですが、遠吠えネットには積極的に参加して、情報交換しているようです。
獣医さんに聞いてみました

 オオカミは仲間に自分のいる場所や危険を知らせる、他の群れを威嚇する、自分のテリトリーを主張するといったオオカミ同士がコミュニケーションをとる手段のひとつとして遠吠えを用います。犬が救急車のサイレンだけでなく特定のメロディーや音に反応して遠吠えをしたり、音や音楽に合わせて歌うように吠えたりするのも、犬の祖先であるオオカミが持つこの習性を受け継いだものと考えられています。
 しかし、救急車のサイレン等に反応して犬同士で遠吠えするのは、どんな理由があるのか、何かを連絡しあっているのかどうかは残念ですがわかっていません。(もしかしたら、サイレンの音が「おーい、みんな元気か?」と聞こえているのかも?)
 遠吠えする犬種・しない犬種でも異なる場合があるため、こちらも正確なことはわかりません。ただ、遠吠えがオオカミから受け継いできたものと考えれば、遠吠えをする犬は、人間社会の中にあっても、野生に近いハートを持った犬なのかもしれませんね。