カンザワファミリーの犬猫おきらく研究所

ムキムキは受けねらい?
猫舌で犬舌です
 昨年の夏、東洋医学の獣医師さんが開発した「ペット用の薬膳だし」なるものを入手しました。
 体にいい薬膳材料で引いた香りのいい「おだしスープ」、ほんのり温かいうちに橙のフードにかけてあげたところ、食べたそうに匂いを嗅いでいるのに、なかなか食べられません。
 そうか、ダイダイは猫舌なんだね。犬なのに(笑)。
 残ったスープは保存を兼ねて、冷凍庫でアイスキューブに。暑い日、オヤツ代わりにあげたら喜ぶぞ♪
 ところが、せっかくの冷え冷えキューブにも及び腰。
 あらま、冷たいのもダメなのね。それって、猫舌の逆だから、犬舌?(違うか。笑)
 結局、温かくも冷たくもない常温になってから、おいしそうに平らげたダイダイです。
獣医さんに聞いてみました

 犬は食べ物に関して、基本的にひと肌程度の温度を好むと言われています。
 食べた時に人間が「温かくておいしい」と感じる温度(60~70℃前後)は犬にとって熱めの温度。食べ物は熱すぎず、冷たすぎず、人間が生ぬるいと感じるくらいがよいようです。(食習慣や体質によって、食べ物の好みの温度には個体差があるようで、中には、氷をガリガリかじったり、ソフトクリームやアイスクリームを好むワンちゃんも…。)

 食べ物の温度に関わらず、ダイダイ君くらいの年齢のワンちゃんが食べたそうな様子なのに、なかなか食べない時、口の中をケガしていたり、歯周病があったりするかもしれません。
 口の中をチェックし、口臭や歯茎の腫れ、その他、異常なことがあれば動物病院で診てもらうようにしましょう。