やっぱり赤が好き |
7歳になっても、カミカミグッズが大好きなダイダイ。それを投げるとくわえて持ってくる、「取ってこい」も大得意です(当おき研では「ぽ~ん」と呼んでいます。投げる音です。笑)。 あるとき、トマト型のグッズをもらって以来、そればかり噛んでいるダイダイ。「ぽ~ん、しよっか?」と声をかけると、ほかのグッズにまぎれていても、トマトを選んでくわえてきます。よほど気に入ったのね。と観察をつづけてるうちに、どうやらトマトのカタチよりも、赤い色に反応しているらしいと判明。 そういえばスリッパを噛むときも、いつも赤いのを抱えこんでいるし(って、いまだにスリッパまで噛んでる7歳)。 ワンコから見る世界は、色がない(薄い?)と聞いたことがありますが、赤色だけは認識しやすいのでしょうか? |
犬の見る世界はモノトーンではありませんが、色を認識する役割を持つ視細胞が人では3種類あり、その数も豊富なのに比較し、犬は2種類しかなく、その数も人ほど多くはないため、人間ほど色彩豊かな世界ではないようです。
現在のところ、認識しやすい色は青・紫・黄と言われていますが、赤色と青色の区別はできるようです。ただ、視細胞の種類が少ないことから、赤や黄・橙・緑は区別しづらく、相対的な明度(明るさ)や彩度(濃淡の違い)で判断するのでは、と推測されています。残念ながら犬の色覚についての研究は十分になされているとはいえず、犬が好む色については明らかになっていませんが、犬も好みは十人(犬?)十色、ダイダイ君はお家にある赤色が他の色より大好きなようですね。