熱中症は大丈夫? |
「熱中症に気をつけて。特にご高齢のかた」 「水分はこまめに補給してください」 昨夏、テレビ・ラジオから1日中、流れていたフレーズです。 ところが、当おき研の高齢者・・・ いや、高齢ニャ・ゲッペイときたら・・・ 所長カンザワがソファに座るたび、膝のうえにドッカリ(あづい・・・)。夜寝ようとすると顔の横にベッタリ(汗ばむ・・・)。これを節電中の室内でヤラレるのだから、たまりません。 でも、当人・・・いや、当ニャンは普通に食欲もあり、いたって元気。 日頃からネコにしては、よく水を飲むゲッペイ。脱水症になる心配はなさそうですが・・・ そもそもネコは熱中症にならないのでしょうか? この夏も猛暑&猛ニョ(?)が思いやられます。 |
暑い日に締め切った部屋や車、キャリーバッグなどの狭い場所に閉じこめたままにしてしまうと猫も熱中症を引き起こします。外飼いの猫なら暑い場所を避けて涼しい場所へ自由に移動することができますし、猫を連れて外で外出する機会も少ないため、「熱中症はそう心配しなくても・・・」と考えがちですが、猫にも熱中症への注意と対策は必要です。
口を開けてハァハァと苦しそうに呼吸をしたり、よだれを流したりする様子が見られたら熱中症を疑う必要があります。その時はすぐに冷たい水で濡らしたタオルで全身を包むなど体を冷やす工夫をして、できるだけ早く動物病院に連れて行ってくださいね。
熱中症は命にも関わりますので、猫だけを家に残して外出する時は、エアコンを利用する、新鮮な水をいつでも飲めるようにしておくなどの工夫を忘れずにお願いします。高齢猫や子猫、肥満気味の猫、短頭種の猫は特に気をつけてあげましょう。