カンザワファミリーの犬猫おきらく研究所

だっプンだ~!
だっプンだ~!
 昨秋、猫のゲッペイが旅立って2週間後、「お香典代わりに」と友人が連れてきた子猫が、新メンバー・王太郎(おうたろう)です。
 大好感かもしだす名前とはウラハラに、王は王でもズッコケ大王疑惑が生まれたのは、当おき研に来た翌々晩のこと。
 環境の変化で丸2日、便秘中でしたが、それでも元気に飛びまわっていた王太郎の前に偶然、大きな鏡。「こいつ、誰?」とでも言うように、みるみる総毛立ち、うなりはじめました。
 オーチャン、オーチャン!それ、自分だから~!(笑)
 ソファに座った所長の脇に、助けを求めるように駆け上がってきた王太郎、盛大なゴロゴロ音と共にモリモリ~・・・
 だっふんだ!・・・もとい、だっプンだ~!(♪ヘンなオーチャン)
 王太郎、はじめての鏡体験。おのれの姿に驚き、みごとな脱糞で便秘解消の巻でした。めでたし、めでたし。。。
獣医さんに聞いてみました

 猫が鏡を見た時の反応は、王太郎君のように驚いたりするだけでなく、興奮したり、怖がったり、逆に好奇心にかられてチョイチョイ前足で触ってみたり・・・その猫さんの個性によって反応は様々。猫は鏡に映る自分の姿を自己とは認識できないため、自分のテリトリー内で他猫と遭遇したのではと思ってしまいがちです。
 今回、王太郎君はまだ慣れない家で緊張して便秘気味だったとのこと。初の鏡体験でとってもびっくりしたけれど、神沢さんの傍に行ったことでホッとしたのでしょう。安堵して気が抜けたところに二日分溜っていた便の刺激もあり、ついトイレへ行くのが間に合わずその場で脱糞してしまったと推測されます。ある意味、王太郎君が家にも神沢さんにもなじんできた証といえるでしょう。