パウなヤツら

12月27日
 この年の瀬にエアコン室外機が故障。メーカーの修理員さんが2人がかりで新しい室外機を運んできた。
 見知らぬ人々の来訪に及び腰で逃げまどうゲッペイ。と、見えたのもツカの間、その数分後には、修理員さんたちの間に割り込んで室外機交換を見学していた。いつも最初の一瞬だけ人見知り。その後は別人(別猫)のように馴れ馴れしくなるヘンなヤツ。…ほらほらゲッくん、そこにいたら邪魔だってば!
 一方バニラは、その真逆。散歩では誰にでも愛想を振りまくくせに、家では意外とシャイ。今日もカンザワの膝の上にしがみついたまま、修理員さんたちの作業を遠巻きに観察していた。
1月1日
 新年おめでとう! そして、ゲッくん12歳の誕生日おめでとう!!
 ゲッペイは東京新宿の某M百貨店(今はなき)M館ペットショップから、緑色のリボンをつけて我が家にやってきた。つい最近のように思えるけど、もう12年も経つんだね。12歳といえば、人間なら春から中学生。カンザワの言葉を何でも理解するのも当然か
 ともあれ、大きな病気ひとつせず12歳が迎えられたことが何よりありがたく嬉しい。今年もバニラともども元気に暮らそうよ。
 当のゲッペイ、今年の初ゴハン(猫缶)を勢いよく平らげたはいいが、数分後には廊下で全部ゲロゲロ…。爺さんよ、いくら健康体とはいえ、早食いはヤメとくれ(笑)。
1月16日
 実家の母から電話あり。昨年末、発刊された『カンザワファミリーのフガフガ 春夏秋冬』に登場するワンコ仲間に関して衝撃(笑撃?)の事実が伝えられた。それは・・・
 P25に登場するキャバリア美女「ダブちゃん」。マンガに描いた当時はカンザワ実家のご近所さんだったダブちゃん宅、その後、数駅隣りに転居されたため、ここ数年めっきり会う機会もなくなっていた。完成した本をプレゼントするべく、母が久々にダブちゃんママにお会いしたところ、話題は「ダブちゃんの去勢手術」に。…って、むむ?去勢??…てコトは、ええーっ、ダブちゃんて男のコだったの!?
  そう。あまりにカワイコちゃんだったので、カンザワ勝手にダブちゃんを女のコと思い込んでいたのだ。見ためと違って名前が男っぽいなぁ…と思いながらも(笑)。ダブくん、ゴメンね~!
 それにしても、いまだかつて「オス?」としか言われたことのないバニラと、どう見てもレディなダブくん。♪犬生いろいろ、キャバもいろいろ…ですな。
  【次回予想】
今年は暖冬。とはいえ、朝方はやっぱり寒い。基本「ひとり寝」が好きなゲッペイも、この時期はカンザワ&バニラの寝床に参入中です。