パウなヤツら

5月23日
 カンザワが内装イラストを担当した動物病院(東京荻窪のエルムメディカルプラザ)が新装開業した。本日バニラと初訪問。大通りに面した大きなガラス窓に、ゲッペイ&バニラのイラストがデカデカと踊っていてアセる。内装イラストのつもりでいたら、外装イラストじゃん…(冷や汗)。でも嬉しい。
 病院は5階建て。1・2階が動物病院、3階が人間の鍼灸院、4・5階はペット可マンションだ。作者的に気に入ってるのは4・5階通路にある、マンション住人にしか見られないイラストだ。病院スタッフさんの話によれば、マンションの内見に来た人がイラスト を見て歓喜の叫び(?)をあげていたとか。ホントっすか? ウケたっすか!?
 1階シャンプールームのガラス窓には、バスタブに浸かったバニラのイラスト。ちょうどシャンプー中の実物のバニラと並んだので、思わず犬バカ全開で激写。居合わせた初対面の飼い主さんから「ペピイに出てくるバニラちゃん? いつも見てますよ」と声をかけられ、我に返る。嬉し恥ずかし、ありがたや~。 内装イラストの評判も良さそうで一安心。みんなに喜んで(というより笑って?)もらえて、カンザワ感謝感激です。
6月15日
 鎌倉は江の電・長谷駅近くに、友達の妹さんが雑貨店をオープンした。猫関係のお店と聞き、ワクワクしながらおじゃま。
 店名は『shironeko』。「猫と暮らすインテリア」をテーマに、店名どおり「白」と「猫」にちなんだ品物が並んでいる。
 たとえばガラスのピッチャー。透明なガラスに白い模様が入って、一見ちょっとイビツな感じ。でもよく見ると…あ、コレって猫のカタチなんだ!? ほかにも、日傘、モビール、猫のぬいぐるみ、籐椅子などなど。どれも押しつけがましくなく、さりげない存在感が光る商品ばかり。国内作家の1点モノ作品も多く、カンザワも切り絵作家・櫻井魔己子さんの猫のカードに一目惚れ。何枚か買い込んだ。
 店主のリエさんは、白い猫を飼いはじめたのがキッカケでお店まで開いてしまったそうだ。ひさびさの再会で猫話は尽きず、3時間も長居してしまった。
 その後、高徳院の大仏を見に行くはずが…すでにクローズド。夕方6時。外はまだ昼間の明るさなのに、鎌倉の閉業は早い。…ま、いいか、また来るね、shironeko&大仏さん。



6月19日
 散歩がてらバニラを連れてクリーニング店に行ったら、レジにいたパートのオバサマから「犬は連れて入らないで~」と言われてしまった。…え、なんで? 今まで何度もバニラ連れで来たことあるけど、入店拒否は今日がはじめてだ。むしろバニラを見て喜んでくれたパートさんだって多かったぞ。今日のパートさんがたまたま犬嫌いなのか? 納得いかん。
 埼玉県S市に転居して今年で9年。ときどき思うのは、この町がイマひとつペットにやさしくない…ってこと。郵便局の小さな支局でも犬連れで注意を受けたことがある。バニラだってお行儀良くしていたし、ほかに誰もお客さんなんかいなかったのに。杓子定規…という言葉が頭に浮かぶ。
 それに比べて、以前15年ほど住んでいた東京都S区は鷹揚だった。クリーニング店はもちろん、銀行、郵便局、書店にさえ犬連れがいた。カンザワも注意を受けたことは1度もなかった。(なにしろS区では15歳以上の長寿猫に表彰状が授与されるのだ)
 クリーニング店からの帰り道。今後は別の店に鞍替えしようかと思案してしまった、オトナげないカンザワでありました。
【次回予想】
避妊手術から2ヶ月。肥満予防に野菜を食べるようになったバニラ。体調も便の調子も以前よりグッと快調(快腸)になりました。