パウなヤツら

5月10日
  ダイダイと散歩していたら、実家近所に住む老婦人が「ピーちゃん」を捜していた。
  可愛がっていたインコが、鳥かごを掃除してる間に行方不明になってしまったそうだ。
  え?この老婦人って、生き物ギライな人だと思っていたのに!?
  大昔、祖母が可愛がっていた野良猫が、この老婦人宅の庭にフンをしたとき、怒り心頭で電話してきた人なのだ。母が慌ててフン始末に駆けつけたっけ。
  ピーちゃんは老婦人にとって、初ペットだったそうだ。肩に止まったり、一緒にお仏壇を拝んだり、可愛くて可愛くて大切にしていたのに…と、泣きそうな声でピーちゃんを呼ぶ老婦人。
  わかりますよ。
  突然いなくなるのは、つらい。
  カンザワも2年前、先代犬のバニラを突然の心臓発作で亡くしたことを思い出した。

  でも、ピーチャンは亡くなったワケじゃないから、きっと元気にしてるはず。そのうち戻ってくるかもしれないし。ピーちゃんの帰巣本能を信じて…。
  これまで、まるで親しみをもてなかった老婦人に、心から同情してしまった出来事だった。

5月14日
 ♪ゲコ~、ゲコ~。 
  ダイダイと散歩中、用水路でカエルの声?
…と思ったら、カルガモだった。
  毎年この時期の恒例だ。
  良かった。今年も会えたね。
  用水路に沿って、1羽と1匹と1人でお散歩。
  去年は興味を示さなかったダイダイも興味
シンシン。カルガモとダイダイのツーショット写真も撮ることができた。
  今日のところは、曲がり角でお別れ。カルガモちゃんは水路を真っすぐ泳いでいった。
  バイバイ、また会おうね!
5月23日
  ゲッペイの食欲がない。
  朝ゴハンのビーフ缶も半分残したし、晩ゴハンのマグロ缶もカリカリも、まったく口をつけない。
  水は飲むし元気はあるが、いつも以上にカンザワに甘えて、膝にばかり乗りたがる。
  寒いせい? どこか具合でも悪いの?
  夜、寝る前、まるまる残った晩ゴハンの隣りに、チキン缶も開けてお皿に盛っておいた。
  2種類あれば、夜中にお腹が空いたら、どちらかを食べるだろう。
5月24日
  朝起きたら、昨夜2種類並べたフードがそのまま残っていた。ショック。
  もともと少食なゲッペイではあるが、ここまで食べないと、さすがに心配になる。
  昨夜のフードを処分して、次はサーモン缶を開けてみる。
  パッカン☆
  と、突然、ゲッペイが登場。
  お皿が置かれるのも、もどかしい様子で、ガツガツ食べはじめた!
  な、な~んだ。サーモン缶が食べたかったの!?ひとこと言ってくれれば良かったのに~~(って、人間語しゃべれないもんね。泣笑)。ゲッペイの好きな定番キャットフード缶に、 わりと最近、サーモン缶が仲間入りしたばかり。カンザワの予想以上に、ゲッペイのお気に入りだったようだ。
  今日は仕事が終わったら、サーモン缶をまとめ買いしに行くからね♪