パウなヤツら
1月24日
 ダイダイとお散歩中、ケアンテリアとジャックラッセルテリアのミックスくんに出会う。初対面の男のコ。
 激しく吠えるダイダイとは対照的に、ミックスくんは威風堂々。
 吠えられても吠えられても、ダイダイのド真ん前に来て、ダイダイの顔をキョトンと覗きこんでいる。なんて性格のいいヤツ♪ かわいい!!
 飼い主さんにお聞きしたところ、このミックスくん、ペットショップ出身。なかなか飼い主さんが決まらず、ショップで成長したせいか、もともと社交的で物事に動じない性格とか。
 わかる気がする。
 ときどき「ペットショップで子犬を選んじゃダメ」という意見も聞くけど(犬に詳しい人が言いがち)、一概には言えないと思うなぁ。ペットショップにはペットショップの良さだってあるよね。
 先代犬・キャバリアのバニラもぺットショップ出身。夜鳴きなんかまったくしなかったし、我が家に来たその夜から、尻尾ふりふりゴキゲンで爆睡してたのが印象的。
 その点、ブリーダーさん宅出身で甘えん坊のダイダイは、子犬の頃、夜鳴きが大変だったっけ…。
 そんな井戸端会議ならぬイヌバタ会議中も吠えつづけるダイダイ。ただ、尻尾は盛大にブンブン。嬉しいときの「ブン回し振り」に変わった。ミックスくんと仲良くしたいなら、吠えなければいいのに~。
 無作法なダイダイに楽しそうにつきあってくれて、ミックスくん、ありがとね! お名前を聞き忘れてしまった。また会いたいな~♪
2月2日
 夜、自宅マンション脇でゴミ出しをしていたら、帰宅途中の甥とバッタリ。昨秋から甥が飼っている、子猫のルッカちゃん(生後5ヶ月半の女のコ)の話題になった。  路上出身のせいか、スキあらばお外に出たがるルッカちゃん。基本的には室内飼育中だが、気づけば庭に出ていることもしばしば。そろそろ発情期も近づき、避妊手術を受けさせたいと甥は言う。  ちょうど今月中にゲッペイとダイダイがワクチン接種を受ける予定があり、その際に動物病院でルッカちゃんの手術の相談もすることに話がまとまった。  それにしても…  深夜、路上の暗がりで猫の避妊手術について話し合うオバとオイ。怪しすぎ?(笑)
2月4日
 ダイダイと散歩中、ふと思いつく。
 甥宅のルッカちゃんが避妊手術を受けるタイミングで、ダイダイも手術を受けたらどうだろう!? 
 これまで我が家の歴代犬は全員、女のコ。シニア年齢を過ぎてから、体調不良をきっかけに手術を受けさせるパターンが多かった。
 が、年齢を重ねてからの手術は体に負担をかけるし、いっそダイダイは若いうちに…。
 避妊手術は(もちろん男のコの去勢手術もだけど)病気の予防になるし、物腰も穏やかになり、犬猫にとってはメリットが多いと聞く。
 現在16歳のゲッペイも若いうちに去勢手術を受けたおかげか、いまだ大病知らずだ。
 そういえば、ときどきお散歩中に出会う秋田犬の女のコ。ダイダイより年若だけど、すでに手術ズミ。そのせいか驚くほど穏やかなイイコだ(もちろん飼い主さんの躾けが良いせいもあるけど)。
 よし、決まった。思いきってダイダイにも手術を受けさせよう。この際、2匹まとめて合宿手術だ!?