パウなヤツら

7月1日
 個性的なワンちゃんに会う。
 ものすごくチビっこいイタリアングレーハウンド…ふう?
 飼い主さんに訊いたら、チワワとヨークシャーテリアのミックスだって。
 そう言われてみると、お目目はチワワ、毛色はヨーキーだ。
 以前、別の飼い主さんが連れていた同種の
ミックスとは、まったく違うルックスに驚く。
 トイプードルとイングリッシュ・コッカーのミックス犬・ダイダイも、成長中は見ための変化が面白かった。ある時期はまるでコッカー、ある時期はどう見てもトイプー。
 で、今は前から見るとトイプー、後ろから見るとコッカー(に落ち着いた気がする)。

7月3日
 バッツンバッツン、音をさせながら、ゲッペイが歩いている。爪が伸びてジュウタンに引っかかってる…?
 一昨年まで、ゲッペイの爪は前足しか切ってあげたことがなかった。後足の爪はジャンプするときなどに自然にすり減るようで、いつ見ても同じ長さだったのだ。
 それが去年から、後足の爪も伸びるように
(ゲッペイ爺、寝てる時間が増えたからなぁ)。
 で、これを切るのが、ひと苦労!
 イヤがるゲッペイの後足をつかみ、噛まれそうになりながら、老眼のカンザワ、目をこらして切っていく(悠長に老眼鏡にかけかえていたら、ゲッペイが逃げてしまうし)。
 今日は手もとが狂って、血が…。深爪?肉球? ゲッペイに「フギャ~ッ」と怒られ、どこを切ったかもわからないまま平謝り。じゅうたんにも、血が点々。。。ゲッくん、許して~!
 しばらく行方不明だったゲッペイが、数時間後、リビングのソファにふんぞりかえってリラックスしていた。
 爪と肉球を確認してみたけど、出血の痕跡は見あたらない。結局、どこを切ったかも判明せず、ゲッペイのセルフ治癒力に感心した夜でした。

7月8日
 40年来、お世話になった獣医さんが先月急逝され、ダイダイのフィラリア検査と予防が遅れてしまった。
 その後、お世話になっているトリマーさんに動物病院を教えていただき、本日、その病院へ初訪問。
 担当は若い獣医さんと看護師さん。やさしくにこやかなおふたりに採血していただき、人見知りのダイダイも診察室では何とかイイコぶって(イヌなのにネコをかぶって?)いられた。
 が、その後、バケの皮がハゲハゲになる事件、勃発☆
 フィラリア検査と一緒にお願いした血液検査の結果を持って、獣医さんが待合室に登場したときのこと。カンザワのヒザにオスワリしていたダイダイが突然…
 ガルル~! ガルル~!
 獣医さんに威嚇をはじめてしまった。
 「待合室では強いんだね~♪」
 と、獣医さんは苦笑していらしたけれど。
 ダイダイよ、日頃の「お年寄り好き」(逆に言えば「若い人が苦手」)をここでアピールしなくたって~(冷や汗)。
 肝心の血液検査結果は、どこも異状ナシ。
キャラに難はあるけど(?)、健康体であることが証明されたダイダイでした。