パウなヤツら

互いのゴハンが気にかかる・・・の巻

前回はバニラとゲッペイがお互いのトイレを気にしてばかりいるお話でしたが、トイレだけじゃなく、2匹はお互いのゴハンも気になって仕方ありません。2匹ともキッチンでゴハンを食べますが、食事スペースは別々。ゲッペイは調理台の上、バニラは床の上です。バニラは自分のドッグフードをソッコー平らげると、まだ食事中のゲッペイを覗き見るため、調理台の前でドッカン!ドッカン!と必死の垂直ジャンプを繰り返します。それを尻尾で阻止し、フガ~ッ!と威嚇するゲッペイ。もう、騒々しいコトこのうえナシ! あげくに、お互いの食べこぼしを競い合うように味見したりなんかして…。朝晩2回、そんなお下品な食事風景が恒例となって久しいカンザワ家であります。(しつけが悪くてお恥ずかスィ~)
もちろん基本的には、ゲッペイは猫用、バニラは犬用フードだけを食べています。が、季節の変わり目などに食欲が落ちたときには、お互いのゴハンが前向きに役立ちます。特にバニラ。食べ残したドライフードに猫缶をチラッと混ぜてあげるだけで、がぜん食欲復活!ガツガツと平らげてくれます。その様子を人間に例えるなら、「梅干し1コでご飯3膳イケる粗食の人」みたいな感じ。
安上がりで笑えます。ゲッペイはバニラほど他人(他犬?)のゴハンに執着しませんが、犬用ジャーキーは大好物。細かく切って猫缶にトッピングしてあげると、やはり大喜びで食べています。もっとも2匹とも、自分が犬か猫かなんて自覚はないはず。お互いのゴハンが何で違うのか、不思議に思っているかもしれません。