外でしかトイレができないと、雨の日や真夜中でもトイレのたびに外へ行かなければいけません。留守中や老犬になった場合も悩みの種になります。逆にいつも家のトイレだけでしていると外でできず、外出中ずっと我慢していることもあります。トイレは必要に応じて外でも中でもできるのが理想です。
(1)散歩にトイレシーツを持参し、トイレをしそうになったらすばやく敷いて「ワンツー、ワンツー」と号令をかける。号令はトイレの合図として教えるので、「シーシー」などでもいい。 | (2)(1)が習慣化したら、次に散歩に出かける前に玄関にトイレシーツを敷き、「ワンツーワンツー」と号令をかけてトイレを誘う。トイレができたら散歩に出る。 | |
(3)(2)が習慣化したら、室内のトイレで「ワンツーワンツー」と号令をかけてトイレを誘う。 |
外から中への逆の手順で慣らしていく。①室内でトイレをするとき「ワンツーワンツー」と号令をかける。→②散歩に行く前に玄関にトイレシーツを敷き、「ワンツーワンツー」と号令をかけてトイレを誘う。→③散歩途中にトイレシーツを敷き、「ワンツーワンツー」と号令をかけてトイレを誘う。
室内で用を足すものの、いつもトイレシーツからはみ出してしまうという悩みもよく聞きます。特にオスの場合にありがちです。トイレの形状などを工夫してあれこれ試してみましょう。
第1段階:伏せの姿勢のときフード追加 「伏せ」の姿勢をとり、両前脚の間あたりにフードを一粒ずつ置いて「伏せ」の姿勢を保たせる。数秒たったら「よし」と言って解放し、いったん動かす。 |
足を上げて用を足すコは、壁面にもシーツ面のある折りたたみ式のトイレがおすすめ。 |
サークル内全面にトイレシーツを敷いたり、囲い付きのトイレを用いれば、はみ出しにくい。 |