今回は、歯みがきと耳そうじの仕方をご紹介します。日頃行うことで予防へと繋がり、コミュニケーションを深めるいい機会にもなります。ぜひ、挑戦してみてください。
もも(マルチーズ) 7歳
笑顔がとっても似合う!
ママが一番大好きな女の子。
パァパァ(パグ) 8ヶ月
カミカミできるおもちゃが大の
お気に入り!元気盛りの男の子。
シュン(MIX) 8歳
膝の上で抱っこされるのが大好き!いつも特等席を陣取る甘えん坊。
口の周りの皮膚を軽く持ち上げたりマッサージをするなどして、口に触られることに慣らしていきましょう。
つけねを中心に、耳全体をマッサージしましょう。
指にジェルをのせ、やさしく声をかけながら少しなめさせてあげます。
コットンシートにローションをたっぷり染み込ませ、耳の周りから拭いて慣れさせてあげます。
ジェルをなめている時に指で歯を触ります。指で触っても大丈夫であれば、ジェルを付けたコットンシートで触ってみましょう。
耳の穴の入り口から汚れを優しく拭き取ります。
触ることができたら指で歯をなでてみます。嫌がらないようであれば、少しずつ歯をみがき、歯と歯茎のところを円を描くようにマッサージしてみましょう。
耳の穴にローションをたっぷり入れてマッサージをします。
※ローションの冷たさを嫌がる子には、人肌程度に温めてから使用しましょう。
奥歯はペットを仰向けにさせてから口を開け、上からのぞき込むような姿勢で行います。
マッサージ後、ペットが頭をブルブルと振って余計なローションを飛ばすのを待ち、浮いた汚れを拭き取ります。
歯みがき効果のあるおもちゃがあります。健康な口内環境づくりに役立つ、その子にあったものを探してみてください。
※左右の耳に同じコットンシートを使用しないようにしましょう。万が一、耳に病気をもっていた場合に、うつる可能性があります。
※耳そうじのし過ぎには、十分に注意しましょう。耳の中はデリケートなので強くこすったり赤くなるまですると、逆に悪影響を及ぼしてしまいます。
★ペットの反応をよく見ながらゆっくりとした動きで挑戦し、無理せずその子のできるところからはじめていきます。少しでもできたらたくさん褒め、嫌がるようであればすぐに中断しましょう。
★このような方法を試したりコミュニケーションを取りながら、ステップごとにご褒美をあげるなど、その子にあった独自のケア方法を飼い主さんが見つけてあげるのもひとつです。
★口や耳に触られたくない子には、獣医さんで定期的に掃除をしてもらうのもひとつの方法です。
★悪臭・炎症などの異常が見られた場合は、すぐに獣医さんに相談しましょう。