PE+Pわんにゃん調査隊 ランディがゆく!

ボクたちの言葉って知ってる?

愛犬・愛猫と接していて、「何を伝えているんだろう?」、「こういう意味かな?」と思うことはありませんか?
そこで、犬語、猫語のごく一部をご紹介します。新たな発見のきっかけとなりますように―。

犬語・猫語を知るには、まずコレ!

ボディーランゲージ
わんちゃん・ねこちゃんは体や目、耳、尻尾など全身を使った「ボディーランゲージ」でコミュニケーションをはかっています。表情、仕草、鳴き声からも様々なことを伝えています。

カーミングシグナル
お友だちや他人、飼い主さんとの誤解やケンカを避けるために使うボディーランゲージのことをいいます。興奮や緊張、ストレス、少し怖いと感じている時に、このシグナルをよく出しています。

ボディーランゲージを見てみよう!

目または身体、顔をそらす 犬・猫共通

●翻訳:「もっと落ち着いて。」、「敵意はないよ?」
●解説:目をじっと見ると、犬・猫は威圧的に感じます。そのため、無関心を装って「どうぞ、お構いなく」と伝えています。

あくびをする 犬・猫共通

●翻訳:「緊張するよ~」
●解説:不安、ストレスを感じている時に「落ち着いて」と相手や自身におまじないをかけています。
※リラックスをしている時も「あくび」をします。

人の手や体をなめる 犬・猫共通

●翻訳:「大好きだよ♪」、「なかよし☆」
●解説:子犬が母犬におねだりをする時の行動です。猫は仲間と毛づくろいをする習性があります。
この行為は飼い主さんへ大好き、甘えたいなどの気持ちを伝えています。

相手の前でおもちゃを落とす 犬・猫共通

●翻訳:「ねぇ、取りに来て」
●解説:遊びに誘う行動です。興味を引きたい、甘えたいなどの気持ちもかくれています。

ブルブル身体を振る

●翻訳:「やめて!」、「落ち着こう」
●解説:嫌なことがあったり興奮した時に相手に伝えたり、自身を落ち着かせています。

地面のにおいをかぐ

●翻訳:「敵じゃありませんよ。」
●解説:初対面のお友だちとの挨拶でよく見られます。関心がないことを相手にアピールしたり、自身の興奮も静めています。

両前足を伸ばしてお辞儀する

●翻訳:ゆっくり「ねぇ、遊ぼう」
素早く「ちょっとそれ怖かったよ」
●解説:遊ぶ時によく見られます。動作の速度で意味が違うため、尻尾や表情、仕草をよく観察してください。

しっぽを振る

●翻訳:先だけ小さく動かす「めんどくさ~い」
左右に大きく動かす「イライラ・・・」
●解説:寝ている時に尻尾の先だけ動かすのは、面倒と思いつつ「聞こえてるよ」のサイン。大きく左右に動かすのはご機嫌ななめの状態です。

スリスリする

●翻訳:「自分のものだもん♪」
●解説:額、あご下、尻尾など、体中ににおいを出す腺を持っています。このにおいをこすりつけることでマーキングをしています。

しっぽをピンと立てる

●翻訳:「だ~い好き!」
●解説:ご機嫌な時や甘えたい時によく見られ、飼い主さんを母猫のように信頼している証拠です!
ご注意!
掲載の項目以外に意味があったり、生活環境や状況によって個々のボディーランゲージやその意味は変化します。独自の表現方法もあるので、日頃から表情や仕草、行動をよく観察してみてください。

我が家ならではのボディーランゲージ!

ランディ隊長の場合

ボクは素早くお辞儀するのは「遊ぼ!」なんです。社会化不足で犬語が下手だから、よく妹分のもなかに怒られています(汗)
人に触ってもらうと、おもむろに背中を向けて無言でアピール。これは「お尻をなでて」のサイン♪

もなかちゃんの場合

耳、目尻を下げて口元はニンマリ。尻尾もブンブン。これは「嬉しい~!」のサイン!。

飼主さんもボディーランゲージを使った遊びに挑戦して見ませんか?